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折りたたみ自転車琵琶湖一周    【1日目】
● 2009年5月23日(土) はれ 滋賀県米原市〜滋賀県大津市
旅の目的

琵琶湖一周。
毎年ママチャリだが、今年は折りたたみ自転車。

野宿にはよい時期であるが、積載力のないマシンなので、宿はユースホステルをあらかじめ予約。
強いて目標といえば、ユースホステルで同屋の人がいたら、仲良くなろうってくらい。



長浜城のふもとにある、豊公園。近くには温泉もあり、
ファミリーで訪れるには最高な場所。1人ではさびしい。


白髭神社から、道路をまたいで琵琶湖に浮かぶ鳥居。
ぜひともカヌーでくぐり、鳥居の上に石をのせてやりたい。

世間は、新型インフルエンザが大流行。
マスクをして街を行き交う異様な光景を、マスクをせずに見守る。
あまのじゃくな性格というのもあるが、ただ警戒心が過熱しているだけに思えるのである。

そんな無防備がたたってか、よりによって旅の前夜に、発汗と激しい咳。
旅の前なら、もっと前々から警戒しとけよ。
と言いたくても、旅することを決めたのが、前日の午後9時ごろなので、どうしようもない。
相変わらず、旅の計画はキマグレである。


運よく当日熱はなく、予定通り出発。
ママチャリで琵琶湖を一周するのは毎年の恒例行事であるが、今回は趣向を変えて、折りたたみ自転車。
どうせなら出発点を変えてやろうと、琵琶湖北東部の米原駅まで、電車で2時間かけて移動。
車内はあまりにヒマで、鉄道マニアが少しうらやましく感じる。

米原駅に到着し、自転車を組み立てて出発したのは、午前10時半。
折りたたみ自転車は持つと重く、プラットフォームから駅の外まで運び込んだだけで、疲れる。


午前中は、わざと住宅街やあぜ道を走る。
琵琶湖まわりの風景は見飽きているので、こうすることで新鮮さを感じる。

途中で何度も立ち止まっては写真を撮る、など余裕をかましていると、途中で大幅にペースが遅れていることに気がつく。
今夜ユースホステルを予約しているが、午後8時までに入るよう言われている。
今のペースだと、午後8時ギリギリになってしまう。

さっきの気分とは一転、気があせるため、楽しさがなくなる。
また、太陽が照り続けて暑いせいもあり、走ることすら苦痛になる。
いっそ昼食を抜いてやろうか、とさえ思い、げんに昼食は大幅に遅れ、午後1時半。


昼食後は、少し気分が落ち着く。
試しに、こぐスピードを速くしてみると、意外にしんどくない。
快走しながら、またも本道と違う道などを走り、気分を変える。

ほぼ休憩を入れなかったことも奏して、ユースホステルに着いたのは午後6時。
予約の電話ではたいそう不機嫌そうだったおばあちゃんは、意外にも丁寧な案内をしてくれる。
8畳ほどの部屋が3室あり、僕以外誰もいない。
トイレとお風呂は、離れ。
隣の棟では若い男女の声が聞こえるので、そちらを団体客が貸し切っているのだろう。


とりあえず、お風呂。
おばあちゃんに案内されたが、暗くてよくわからず。
何とかのれんのかかった場所を見つけ、1時間ほど入浴。

さっぱりした、とお風呂場のドアを閉め、はっとする。
女性風呂ではないか!
隣の棟の団体さんが入って来ようもんなら、もう情状酌量の余地なし。
恥ずかしくも、恐ろしい失敗である・・・


夕食は、駅前の閉店間際のスーパー。
半額の惣菜をしこたま買い込み、ビールと日本酒で流し込む!

昔は貧乏旅が主流だったので、こんな贅沢はできなかった。
旅先での酒が、最近すっかり恒例となってしまっている。
若かりし自分に見られたら、「邪道」とけなされそうである。


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