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キックボード四国一周〜前編〜    【2日目】
● 2012年4月29日(日) はれ 香川県観音寺市〜香川県高松市



たいがいのうどん屋が、早朝から営業しているというあたりに
異文化を感じる。そして、夕方には店を閉めるらしい。


ただひたすら素朴な景色が続く、「五色台」。
交通量の少なさは、何より安心感がある。


香川名物、「骨付鶏」。スパイスがきいて
ジューシー。これはビールが止まらない!
宿を出たのが、午前7時。
昨日に引き続き、国道を回避しながら、東へと進む。

ちゃんと朝食をとったにもかかわらず、やたらとおなかが空く。
辛抱たまらず、休憩がてら午前10時に、うどん屋へ寄る。
地味な港町ながら、うどん屋が朝から開店しているあたり、異文化を感じる。
はりきって頼んだ2玉は・・・ううむ、麺もダシもいまいち。


再出発後、2日目にしてタイヤ破壊。
いつもなら、1つでも壊れた時点で、在庫が心配になるところ。
だが、今回はスペアを8個も持ってきている。
1日1個壊れても問題はないし、心に余裕がある。


昼からは、五色台という半島をまわる。
国道走ることを考えたら、大きな遠回りである。
が、時間に余裕はあるので、あえてこの道を選んだ。

小さな集落と、その間を結ぶ建物のない道が、交互に続く。
とにかく「素朴」という言葉しか見つからない。

それにしても、風が冷たい。
休憩すると体が冷えるので、あまりゆっくり休むことができない。
陽射しは強いのに、不思議な感じである。

休憩していると、通りすがりの50歳くらいの男性に、あいさつされた。
あまりにそれが印象深かったのは、それが外国人であったこと。
こんな素朴なところで、荷物も持たず、ママチャリで走り回っている姿が何とも滑稽に感じる。

休憩後、外国人さんに追いついたり、追い越されたりを、何度かくり返す。
こうして、ただ走るだけでなく、何かしらの「張り合い」があると、疲れも忘れて楽しめる。


午後4時ごろ、休憩のため、県営の球場へと寄る。
どでかい球場のまわりは公園となっており、家族連れがわんさかといる。
試合がなく入場できなくとも、こんなに多くの人を喜ばせる施設ってのは、すごい。

ベンチで横になり、そのまましばらく仮眠をとる。
そういえば、昨日もこの時間は眠気に襲われ、仮眠をとった。
今まで仮眠が必要なこと、なかったのに。
いよいよ体力が落ちてきたか。


高松市へ入ったころ、またもタイヤが壊れる。
1日で2個とは・・・
タイヤに関しては今回心配ないと思っていたのに、一気に不安になる。

そういえば、今日はアスファルトがガタガタになっている道が多かった。
そういう道は、最悪歩いてとおるなり、しなければいけないようだ。


宿につく前に夕食をとりたくて、うどん屋を探す。
しかし、どこも閉まっている。
どこも閉店時間が早いようだ。
さぬきうどんって、そんなものなのだろうか。

そうこうしていると、どんどん味の濃いものが食べたくなってきた。
宿の近くに商店街があったので、よさげなお店を探す。

そこで目についたのが、「蘭丸」というお店。
香川県の名物、骨付鶏が食べられる。

鶏を焼くのに20分かかるということで、まずはビールとつまみ数点。
そしてやってきた鶏は、2種類。
やわらかくジューシーな「ひなどり」と、味が濃くいくらでもかみ続けられそうな「おやどり」。
どっちも、ひと口ごとにうまい。

ついついビールが進み、会計は何と5,000円!
今夜の宿の、実に倍額である。
そして昨夜の「禁酒」の誓いは、どこへやら。


宿は、サウナ付きのカプセルホテル。
体を休ませるにはちょうどよい、と思いきや、お湯が熱すぎてあまり長く入っていられない。

そして寝床のカプセルも、他の客が動くたびにガチャガチャ音が響くので、どうも落ち着かない。
あらためて、夕食代と宿代を逆にしたい、と後悔の念が押し寄せる。


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