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キックボード四国一周〜前編〜    【3日目】
● 2012年4月30日(月) くもりのち雨 香川県高松市〜徳島県徳島市



製麺所の脇にテーブルを構えた造りの「松乃家うどん」。
これぞさぬきうどん、という雰囲気。もちろん、うまい!


ランチタイムを過ぎても、行列が絶えない「びんび家」。
疲れた状態で、立ちながらの行列待ちはこたえる。


夕食は、徳島ラーメン。麺はとんこつラーメンに使われる
細麺。まずくはないが、見た目ほどおいしいとは感じない。
朝食付きで2,500円とは、安すぎる。
と思い食堂から出された朝食は、小さなパン2つ。
なんぼなんでも、少なすぎるやろ!
などという、不満も言える金額でもないか。


ここ2日間の晴天とはうらはらに、空は厚い雲で覆われている。
時おり雨がパラついては、気分があせる。
何せ、今日は今回の日程でいちばん長距離を走らないといけないから、雨宿りで時間をとられるわけにはいかない。

こういう心境になると、風景が見えなくなり、ただ走ることとだけに専念してしまう。
「旅を楽しむ」という最近の旅のテーマから外れていて、よろしいことではない。


雨宿りと休憩をかね、午前10時にうどん屋「松乃家うどん」へ寄る。
朝食がパン2つだったこともあり、おなかがすいたというのも、正直なところ。

製麺所の奥に、無理やりカウンターを作ったような、こぢんまりとしたお店。
昨日とは違って、今日はアタリだ、うまい!

休んでいると、お店の人がキックボードについて食いついてくれて、とても楽しいひとときを過ごす。
ここにきてようやく、「旅を楽しむ」という意識を再確認。


そこからは、海沿いの道を東へ。
休憩もそこそこに、またも走ることを優先して進む。

というのも、会社の同じ部署のR-さんが事前にすすめてくれていた、魚介料理「びんび家」というお店へ行くため。
ゆっくりしていては、ランチタイムを逃してしまい、夕食を食べるタイミングがむずかしくなるからだ。
名前の似かよった類似店を見ては、「ここでもいいか」という誘惑と戦い、ひたすら走る。


午後1時半、ようやくたどり着いた。
こんな時間だというのに、長蛇の列。
類似店はガラガラだったというのに、よほど人気があるのだろう。

30分ちょっと待ち、ふんぱつして2,000円の「おまかせ定食」を頼む。
はまちのお造り・さわらのたいたん・天ぷら5品・わかめ汁と、ランチにしてはぜいたくすぎる量。
もちろん、どの料理も新鮮でうまい!
こんなぜいたくして、バチがあたらないものだろうか。


再出発後は、ずっと雨が続く。
早速、バチがあたったか?

にわか雨くらいだったのが、どんどん強くなり、本降りとなる。
カッパは着ると暑いので、とにかくズブ濡れになりながらも、ひたすら走る。
脚はタイヤからはね返る泥で、ドロドロに汚れる。

どこかで休憩したくとも、止まると寒いし、再出発の際にまた雨の中へ入るのがおっくうになる。
また、雨宿り中に雨が今以上に激しくなると、走るどころではなくなる。


ほぼノンストップで走り、午後6時に宿のある徳島市へ着いたころ、ぱったりと雨がやむ。
これなら、素直にどこかで雨宿りすればよかった・・・

と思いながら市街地を走っていたら、「写真撮っていいですか?」と車から写真を撮られる。
有名人でも何でもないただのサラリーマンが、こうして見ず知らずの人に写真を撮られるというのは、とてもいい気分である。


宿へ着いてからは、携帯とにらめっこ。
5/3以降の宿がまったくとれていなくて、旅前まで空いてなかったので、何とか宿を探す。
宿予約サイトに5分おきにアクセスすると、あるタイミングでたまたま空室が出たので、すぐさま予約。

さらに、ルート上どうしても明日の宿を変更したくて、予約していた宿をキャンセル。
わざわざ電話したはいいが、あれこれ文句を言われてモメる。
せっかくの旅だというのに、こうして人とトラブルが起きることは、何とも悲しい。


せっかくの徳島とのことで、夜はやっぱり「徳島ラーメン」。
おいしい、けれど期待していたほどではない。
これだけ立て続けに名産品を食べておいて、ぜいたくな意見だろうか。


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