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キックボード四国一周〜前編〜    【6日目】
● 2012年5月3日(木) はれときどきくもり 高知県東洋町〜高知県室戸市



四国最南端「室戸岬」、観光地の割に土産屋など
少なく地味。でも遊歩道は一見の価値あり。


キッチンあり、家電あり、寝室ありって、これ人の家でしょ?
このスペースを1人で借りるなど、ぜいたくすぎる。


台風銀座との異名があるほど台風の多いこの土地に、
風雨を避けるための「いしぐろ」。先人の偉大なる知恵。
おおよその期待どおり、といったところか。
朝食は、ごはん・焼き魚・みそ汁の和食と、トースト・ゆでたまご・コーヒーの洋食が、同時に用意されていた。
お宿のサービスもさながら、自分が大食漢であることへ感謝である。

食後は、お宿のおかあさんとゆっくりと世間話。
人との会話がめっきり少ないので、こういう時間がものすごくありがたい。
1時間ほどゆっくり話して、出発は午前8時。


天気は快晴。
ここ数日の悪天候の後だからか、やたらとテンションが高い。

風景は昨日の昼からと変わらず、進むごとにビーチがあらわれる。
朝の早い時間から海にいるサーファーの群れも、風景としてひときわ映える。
逆に、朝の早い時間からキックボードに乗る中年は、どう見られているのだろうか。


お昼前に、四国最南端である室戸岬へと到着。
時間もあるので、遊歩道を散策してみることに。
奇岩や植物が多数あり、そのつど解説の看板があるので、見ていてなかなか飽きない。

ただ、旅の途中ということもあり、あまり時間をかけては見る気がしない。
ぜひともここは、他の機会にゆっくりとまわりたい。


さっきまで味方と感じていた太陽も、昼過ぎからは敵となる。
とにかく暑く、日陰を探しては道路の右側・左側通行を使いわけて走る。


宿に着いたのは、午後4時。
宿の敷地内にある、小さな離れ。
キッチン付きだし、調味料はじめ各種台所用品がそろっていて、4,500円は安すぎる!

こうなると、夕食はやはり自炊したくなる。
買い物がてら、ご近所を散歩することに。

ご近所というか、この宿のある一帯は、「吉良川の町並み」という観光地。
昭和初期の古い町並みを残しているとのことで、古い町屋が数多く残る。
台風が多い地域とのことで、「いしぐろ」と呼ばれる石をいくつも重ねてできた家の塀や、「水切り瓦」と呼ばれる建物に何重も取り付けられた瓦など、独特な建造物も見ていて飽きない。


さんざん町散策を堪能したあとは、買い出し。
いざ作ろうにも、ふだん自炊などしないので、料理が浮かんでこず悩む。

結局作ったものは、かつをたたき(スライスチーズ敷いて)・ポテトサラダ・豚肉の塩胡椒焼き・焼き厚揚げ。
思いつきで作ったという感覚が、そのまま出ている。
そして何より、1人分の量がわからなかったせいで、思いっきり食材を余らせてしまった。

今回は食に困らない旅をしているが、まさか食べ過ぎて苦しむことになろうとは。


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