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キックボード秋田→青森    【6日目】
● 2018年8月9日(木) くもりのちはれ 青森県外ヶ浜町〜青森県青森市


かつての砲台跡「平舘台場跡」。凹凸の
地形を保護し続けるのも大変そうだ。

あまり有名ではないが青森名物だという
「味噌カレー牛乳ラーメン」。意外にうまい!

お惣菜屋や食堂など昔ながらの商店が並ぶ。
県庁所在地の駅前でこんな素敵な光景を見られるとは。

細部までうまく再現された飲料の灯籠。
この後解体されるのならもったいなさすぎ。

宿のロビーに山車灯籠。ミニチュアでも
見応え充分。いつかねぶた見に来たい!
空は依然くもっているものの、風はだいぶおさまった。

午前8時に宿を出発し、近くにある「平舘台場跡」へ。
1849年に弘前藩が構築した砲台跡で、小高い土塁に7箇所の窪地があり、この窪地に砲台を設置したそうだ。
それにより、海からだと砲台が見えにくくなるらしい。

そこから松林を過ぎ、民家の続く道へ。
昨日まで建物のない道ばかりだったこともあり、妙に心が落ち着く。
そのうち太陽も顔を出し、気分も高まる。


あさって大阪へ帰るため、電車の切符を買わなければいけない。
しかし駅へ向かっても無人駅だったり、みどりの窓口が閉まっていたり。
結局切符を買えたのは青森駅。
ちなみにここまで、何と4時間休憩なし。
ここまで長時間走り続けたのは、はじめてではないだろうか。


切符を買ってからは昼食。
友人に勧められていた「味の札幌 大西」へ行く。
駅から少し離れた場所にありながら、人気店らしく午後1時だというのに行列ができている。

注文したのは、青森名物「味噌カレー牛乳ラーメン(バター入り)」。
具材も種類が多く、やや味がケンカしている感もあるが、全体的に意外とあっさりしている。
ちょっと抵抗のあった牛乳は臭みもなく、ほどよいまろやかさを醸し出している。
後にノドをピリリと刺激するカレーも絶妙だ。


食後は駅前を軽く散策。
まわりにビルやホテルなど近代的な建物が並ぶ一方で、家屋の軒下で店を構える昔ながらの小さな商店街があり、ギャップが面白い。

国道を進むと、あるお店の前に、2メートルほどのハリボテがある。
数日前まで開催されていたねぶたで使われたものだ。
ビールの缶やら駄菓子やら、かなりリアルである。
こんなクオリティの高い作品を間近で見ると、つくづくねぶたを見たく感じる。


風は涼しいのだが、ひたすら直射日光が照りつけてくるので暑い。
汗がダラダラ流れ、手元の水も空っぽになる。
これこそ夏旅の苦しみ!
夏ということを久しぶりに感じる。

水を買うためスーパーに寄ったが、スーパーの休憩所に無料で飲める水がある。
セコいがそこで水をくませてもらい、ついでにたっぷり休憩をとる。


温泉郷「鈴虫温泉」に到着したのは午後5時半。
チェックインし、温泉をゆっくり楽しんだ後は、夕食を漁りに外出する。
しかし意外にも飲食店が少なく、見つけても閉まっていたり。

ようやく見つけた店は、元気のないおばあちゃんが1人で切り盛りしている。
メニューもラーメンや定食など、ありきたりなものばかり。
どうせ外食するなら地場産のものをいただきたいところだが、どうしようもない。
ビールは1本だけに留め、店を出て少し離れたコンビニでビールを買い、部屋で飲み直す。


それにしても、夜道は長袖を着ないといけないくらい寒い。
つくづく今回の旅は、夏をあまり感じられない。


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