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ママチャリ淡路島1周    【3日目】
● 2003年5月4日(日)  はれ 兵庫県五色町〜大阪府交野市 106.1km





明石海峡をバックに、せっせと動き回る社員さん。どのフェリー
でも、社員さんはテキパキとよく働く。実にカッコいい。


淡路島を、いつまでも未練がましく見つめる子供達。
自然あふれる島で、いい思い出をたくさん作れたかな?
午前5時半、予定より30分早めに目が覚めた。
毎度ながら、テントで寝ると、起きる予定の時間よりも早く目が覚めてしまうのはなんでだろ?

昨日の朝とは違い、とても目覚めが良かった。
やはり寝る前のビールは、睡眠が浅くなってイカンらしい。
外気もTシャツで十分過ごせるほど温かかったため、さっさと支度をして、キャンプ場をあとにした。


道はえんえんと海沿いの港町が続き、キャンプ場が何箇所か点在していることがわかった。
しかしこの淡路島というのは、キャンプ場が多いなぁ。
昨日も朝走ってると、いくつものキャンプ場を見つけたし。
中には、「キャンプ禁止!」と書かれた公園内に、空き場所がないと思われるほど多くのテントが張っている、という場所もあったが。
こりゃあ、どうりで旅人をよく見かけるわけだ。


1時間ほど走ったところで、コンビニを見つけたので朝食をとることにした。
昨夜ラーメン1杯しか食べてないので、ハラが減って仕方がなかったのだ。

コンビニには朝早くに、僕と同じく自転車に荷物を積んだ人が、座りながら朝食を食べていた。
挨拶をしようとアイコンタクトをとったが、思いっきり無視された。
会釈の一つでもしてくれたらええのに・・・でも、話したら話したで長くなりそうなんで、こちらも無視して、とりあえず朝食に専念することにした。


エネルギー補給が終わるとすぐに、再出発。
今回は3連休をフルに使って旅をしている、つまり明日は仕事だ。
だからなるべく家に早く帰って、より長い時間ゆっくりしたいのだ。
もったいないことに、急いだおかげで風景はほとんど記憶にない。

ようやくフェリー乗り場近くに着いた。
予定より、30分近く早いペースだった。
近くに「道の駅」があり、開店していたので、とりあえず家に土産を買った。
ママチャリでの旅では、土産を自転車に積むと重くなるので買わなかったり輸送するのが常だったんだが、今日はそんなに走らないだろう、と見越して、タマネギを前カゴに詰め込んだ。

それにしてもここの土産屋のババア、客が来てるのに「いらっしゃいませ」の1つ言わないでやんの。
はじめてクチを開いたのは、こちらが財布を開いたときだ。
やる気なかったら、やめたらええのに。


そう気を立てながら、土産を買い終わると再度ママチャリをこぎだした。
走って10分ほどで、相変わらず民家の一角にある地味なフェリー乗り場へと着いた。
調べていた出航時間より30分も早いが、ここら周辺で何をする場所もないので、フェリーへ乗り込んだ。
するとこれがちょうど、出航時間ギリギリだったのだ。
いつの間にやら、ダイヤ改正してたようだ。


そんなこんなで、無事旅は終了した。
明石から家までは、特に書くほどのこともなかった。
ただ、信号と車の少ない淡路の道路と同じ感覚で走ったので、結構強引な運転をしたもんだ。
左折しようとしている車を右から抜いたり、でっかい交差点なのに信号無視したり。
車に乗ってた人は、さぞかしうっとうしがったのではないだろうか。

とりあえずビールをあおり、ダラダラと時間を過ごした。
このダラダラした時間が、充実した時間に感じられるのは、旅の後の醍醐味だね。


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