きまぐれダイアリ〜


2014年7月分の日記です


7月31日(木) おでんばる
家にごはんがない平日、というのがたまにある。
昔は喜んで飲みに出かけたのであるが、週末でない限り、そんな元気はない。
急に誘って急に呼べる飲み仲間もいない、というのも一因。

しかしながら、火曜日は思い切って飲みに出かけた。
あいかわらず「聖地」とあがめる大阪駅前ビルの、第3ビル。
「おでんばる」という、名前だけでお店のコンセプトをばっちし表現できているお店。

10席ちょっとあるカウンターで、和風ながらもこぎれいな雰囲気。
メニューは言わずもがな、おでんが主体。
通常の和風だしの具は、10品少々と、やや少なめ。
ではあるが、トマトであったり、ほうれん草であったり、通常おでん種としてはお目にかかれない品々がそろう。

味はいずれも、「お上品」のひとことに限る。
うすあじのお出汁は、口の中で少しずつ、むしろ濃いのか?と思えるほどしっかりした味が広がる。
おでん種の食材も、1品ずつよいものを使っているな、とわかる。

さらに、「和風だし」と同じ並びで、「白だし」なるメニューもある。
これは、ホワイトソースとお出汁を混ぜたもの。
こいつもまた、ホワイトソースの濃厚さに、お出汁のうまみが見事にからみ合い、こってりとした舌触りと味を演出している。

もう1つ目玉商品としては、カレーがある。
おおよその想像どおり、お出汁をベースに作られたカレーである。
個人的にはベシャベシャしたカレーは好きではないが、そんな好みなどどうでもよくなるほどに、上品な味が楽しめる。

総合的に、「お出汁」の底力を感じられる、というのか。
「お出汁」をベースに作られた創作メニューの数々を楽しめる。
「おでんは薄汚い居酒屋で食べるのが最高なんじゃい!」という人が多いかも知れないが、たまにはこういう上質なおでんを食べるのも悪くないと思う。


7月28日(月) マルチリンガリズム
先日の会社帰り。
電車を待っていると、右から白人さんの、英語が耳にささる。
と思いきや、今度は左からアジア系の方の、何語かわからん不可思議な言葉が耳にささる。
日本やというのに、英語圏ではない外国で味わう、独特な孤立感を覚える。

はたまた、先日土曜の琵琶湖BBQの行きの電車。
右とか左とかいうレベルではない。
もう、まわりがびっしり外国人だらけ!
外国人のツアー団体にまぎれたのではなく、ただ純粋に、その車両に外国人が多いだけの模様。

たまにニュースで、「外国人観光客が増えている」というのを耳にするが、もうそんなレベルではない。
ニュースなんて見ずとも、少なくとも大阪では、外国人があふれ返っている。

2020年のオリンピックイヤー、開催は東京とはいっても、観光客は大阪にも流れてくるだろう。
となった場合、これ以上外国人が増えては、もう本当に恐ろしい。
道たずねられることとか、外国では許される日本国でのマナー違反を見て見ぬふりすることとか、スリなど犯罪とか。

6年後のことなど、鬼が笑うどころではないほど先の話であるが、何とか対策を練っていただきたいものである。
「おもてなし」とかいう以前に、日本人は想像以上にシャイで、方向音痴で、犯罪に弱いことを、世界中に周知していただきたい。


7月27日(日) まいここはんBBQ&花火
湖に面したビーチには、多くの客が往来する。
水着姿で、走り回る若者たち。
午前中だというのに、BBQしながら酒を飲む大人たち。

そんな光景を、1時間半もじっとひとりで眺めることは、苦痛以外の何者でもない。


土曜日は、会社の人らで主催している、毎年恒例・舞子浜BBQであった。
毎年、場所取り班として10時半には現地に着いているのだが、今年は現地に着いても、誰もいない。
どうやら、場所取りは必要でなくなったらしい。
という連絡をもらっていないことは、「恒例行事」というものの恐ろしさ。

正午ごろ、買い出し組(というか僕以外全員)と合流し、荷物の運搬と設営。
肉を焼き始めたのは、午後1時ごろ。


このイベントを楽しみにしているいちばんの理由は、食材。
ハモ・ます一夜干し・うなぎ・松茸・角切り肉、などなど、わざわざ市場であったり、北海道で仕入れたものが並ぶ。
さらには、うちの直属の上司であり、この会の実質的なボスが作る手料理のうまさ。
外での食事はうまい、というレベルではなく、ただただ本当にうまいのである。

目の前には琵琶湖が広がり、泳げる。
例年なら、そこそこ腹を満たしてから、湖面にプカプカ浮いている。
が、今年はどういうわけか、やたら人と話ばっかりしていた。
会社の人とはいっても、いろんな部署・いろんな支店から集まってきているので、逆に話しやすい。


夕方近くになってから、ようやく湖へ。
小さな魚が浅瀬にいて、子どもらが紙コップで必死になってすくおうとしていた。
それを見るや、僕もすぐさま参戦。

で、子どもらが1匹もとれないことを尻目に、10匹以上を乱獲。
先日の川遊びといい、この小魚をすくう執念、自分ながら何なのだろうかと思う。


いつしか、空は薄暗くなる。
と思いきや、琵琶湖から花火があがる。
このイベントのもう1つの目玉が、この花火大会である。

基本は1発ずつあがるのだが、あいかわらず種類は豊富だし、時おり連発を打ち上げたりと、メリハリがある。
最後のフィナーレでは、もう大声あげて喜んでしまった。
これはもう、完全なる酔っ払いである。


そんなこんなで、今年もじゅうぶん楽しませていただきました。
ここのところ、アウトドアなイベントが充実しすぎていて、すでにひと夏ぶん遊んだ気持ちである。


7月23日(水) 同窓ごろごろキャソプ【後編】
完結編。
ながながとすいません。


【深夜の悲劇】
午前1時に目を覚ます。
目覚めた理由は、激しい頭痛。
これほどまでにない痛みに悶絶する。
叫びながら、仲間を起こしたい気持ちになるが、起こしたところでどうしようもない。

30分ほど、とにかく耐え忍ぶ。
すると、便意をもよおしてきた。
もしかすると、昨日からたくさん食べていながら、排出できていないことが原因?
などと根拠の如何を冷静に考えられるでもなく、テントから這い出して、トイレへ。

ひとしきり用を足したところで、今度は猛烈な吐き気をもよおす。
・・・って、これ以上下品なことはいいですよね。

そんなこんなで、頭痛も少しおさまったところで、再び就寝。


【撤収】
朝、頭痛は深夜ほどでないにしろ、依然残っている。
もちろん、朝食を食べられるような体調ではない。

みんなが朝食を済ませたところで、撤収。
僕は1人用テントなので、ものの数分で終了。
すぐさま、他のみんなの片づけを手伝う。

撤収がほぼ落ち着いたころに、川へ。
昨日も仕込んでいたしかけは、残念ながらボウズ。

そして時間どおり、午前10時に退散。


【ごろごろ水】
僕のわがままで、名水をくみに。
車で10分ほどしたところにある、「ごろごろ水」くみ場へ。
ここは、かつて2度訪れたことのある場所。
名水くみを趣味としていたころ、両親から「ここの水が抜群にうまい!」と太鼓判を押されたところでもある。

水をくむのに、車だと駐車場代がかかる。
前まで300円だったのが、500円と値上げ。
そこまで、値上がりする必要ある?
と思いながらもくんだ水は、あいかわらずクソうまい!


【ザ・トンネル】
帰る途中、「ザ・トンネル」という名前のレストランへ立ち寄る。
名前のインパクトから、話題になっていた場所である。
目的は、昼食ではなく、「鮎の塩焼き」を食べること。

1匹500円という値段は、決して安くない額であろう。
が、それを払って後悔をしないくらい、ただただクソうまい!


という寄り道を経て、無事帰宅。
本当にみんな、楽しい時間を共有してくれて、感謝感激である。
最後に、今後のため書き置き。


≪よかったこと≫
・BBQに山いもは好評。今回は1本の半分だったので、もう少し買おう。
・川魚の「しかけ」のエサ、するめでとれたので、次回も採用。
・あき缶ランタンが好評。このテのアミューズメントのネタ、次回もあれば。

≪悪かったこと≫
・車2台で行ったが、荷物がパンパン。次回は車3台で。
・たき火台がほしかった。
・ごはん10合は多すぎ。実質7合食べたが、ムリやりおなかに入れた人が多数。ひとり1合計算がちょうどかも。


7月22日(火) 同窓ごろごろキャソプ【中編】
昨日の続き。
ほんま備忘録的にダラダラ書いているので、お忙しい方はぜひとも読み飛ばしてください。


【静かな朝】
誰が合図するでもなく、午前7時に各自、テントから這い出してきて、朝食。
各自買ってきたパンを食べる。
食事に極力時間をかけない、というのが、ゴンタからの提案である。
一般的なキャンプとしては邪道かも知れないが、確かに理にかなっている。

朝食後は、二度寝するでもなく、各自まったりと過ごす。
ただただボーっとすることが、これほどまでに心地よいのは、ふだんいかに忙しく過ごしているか、ということだろうか。


【川アタック2】
ひとしきりゆっくりしてからは、川へ。
昨日仕込んでおいだ「しかけ」を、引き上げる。
するとどうだ、10センチほどの魚が、3匹もかかっている!
今まで「しかけ」で捕らえたことがなかっただけに、大感激である。

調子がでたのか、それから網で、魚がザブザブとれる。
以前、「網でとれる魚ではない」と言われたことのあるアマゴが、2匹もとれたところから、いかに好調だったことがわかるだろう。

それからは、一度サイトに戻ってキャッチボールをたしなんだり、再び川へ戻ったり、ゆったりとした時間を過ごす。


【昼食】
昼食は、焼きそば。
塩やきそばと、ソース焼きそばをたいらげる。
当然ながらうまいし、ビールに最高に合う。

余分めに、と買った10玉では、ぜんぜん足りない。
とはいえ、食材はまだまだ余っているので、テキトーに焼いては食う。


【川アタック3】
昼食後は、少し下流の川へ移動。
釣りのできる場所を、と目指したのだが、じゅうぶんな深さと、川へ降りる場所がない。
仕方なく、隣のキャンプ場の横にある川へ。

少し歩いただけで、雰囲気はがらっと変わる。
自然の魅力には、つくづく恐縮してしまう。


【夕食】
夜は、キャンプの王道、カレーライス。
ナスに国産牛、チーズを後のせするという、ちょっと贅沢なもの。
味はもう、言わずもがなである。
ついつい、3杯もおかわりしてしまった。


【花火】
夜は、管理棟前の駐車場で、花火。
昨夜は手持ち花火だけだったが、噴出系のものも楽しむ。
20代のころ、「花火なんて楽しめないな」と感じていたが、今はまた一周して、純粋に楽しめる。
1つずつに個性があり、作り手の技を感じる。


そして昨夜に続き、午後10時に就寝。
真夜中の惨劇が待っていることも知らず・・・

次回完結。


7月21日(月) 同窓ごろごろキャソプ【前編】
いつか友人同士、家族を連れてキャンプをしたい。
そんな夢を、心の中に秘めていた。
気がつけば、それが現実のものとなった。

この3連休は、中学時代の同級生、ゴンタ一家・作三一家と、2泊3日のキャンプへと出向いた。
僕はさておき、皆さんそれぞれ、休みの調整をしてくれたみたいで、本当にうれしい。
そんなキャンプの様子を、備忘録も兼ねて、ダラダラ書きます。


【洞川キャンプ場】
朝9時半に出発し、買い出しを経て、奈良のずっと山奥へ。
どこまで登るねん!と思えるくらい標高の高い場所にある、洞川キャンプ場へ到着したのは、午後2時ごろ。
標高が高いせいか、それともくもり空のせいか、空気がひんやりとしている。

まずは、タープと各自テントを設営し、乾杯!


【川アタック】
設営が落ち着いたところで、サイトの近くを流れる小川へ。
僕としては、キャンプのいちばんの醍醐味である。
アミを片手に、散策開始。

冷たっ!
足をつけるなり、飛び上がりそうになるほど水が冷たい。
さらにつけ続けると、1分もたたないうちに、足が痛くなる。

しかしそれでは、せっかくの楽しみが台無し。
何とか足を慣らし、必死に魚を求める。

が、意外に草場が少ないこともあり、まったくとれず。
とりあえず、仕掛けだけしておいて、退散。


【夕涼み】
そこからは、少し休憩。
すると、雷鳴が聞こえてきて、空が薄暗くなる。
こいつは来るな、と濡れては困るものを急いで退避すると、ちょうと片付け終わったころに夕立ちが降る。
雨なんて不愉快なものであるが、こうして雨宿りを楽しめることも、キャンプのいいところ。


【夕食】
夕食は、BBQ。
僕がゴリ押しした食材、山芋が、意外に好評。
今度からは、もっと多めに仕込んでもいいかな、と。

あと、食後に子どもが退屈するだろうと仕込んでおいた、ランタン作成キットを出す。
はさみ・缶切り・ろうそく・画びょう。
ビールの空き缶を利用した、キャドルランタン作成キットである。

こいつがまた、好評。
というか、僕の作ったサンプルがかすむくらい、子どもの作品のデキがすごい。
並べて火をともすと、想像以上に幻想的である。


【就寝】
最後は、花火でシメ。
それからダラダラと飲んだが、午後10時に、みんないっせいにダウン。
日常まずありえない時間に就寝というのも、キャンプならではである。


という形で、1日目終了。 続く。


7月18日(金) ポジティブ徹夜
「徹夜」という行為に、ネガティブな印象を持つようになったのは、いつのころからだろうか。

学生のころはもう、週末の夕方あたりから興奮したものだ。
いや、決してヒワイな意味合いではない。

まず、親が寝静まっているというのに、自分が起きていることに興奮。
ゲームブックという文章を書きながら、時おり雑誌を見ながら、ラジオ番組を聞きながら。
自分だけの時間を、誰からの邪魔もなく、自由きままに使えることに興奮。

やがて聞こえる、新聞配達のバイクの音。
そこから、分刻みで明るくなる空。
徐々に聞こえる、鳥のさえずり。
母親が起き、朝食を作る音とともに襲ってくる、睡魔。


今なんてもう、飲んでて空が明るくなったら、「やってもうた!」という後悔しかない。
で、翌日から睡眠サイクルの狂いによる倦怠感が、数日続く。

あのころの神聖なる気分は、もう味わえないのだろうか。
などと思いながら、それに挑戦する気など、あるわけがない。


7月17日(木) ヴァーチャル欧米
ちょっと前の話。

今さらか、と言われるかも知れないが、はじめて「コストコ」へ足を運んだ。
前々からず〜っと行きたかったのだが、あつし君からお誘いがあり、ようやく念願が叶ったのだ。
もうすでに、レビューされ尽くされている感はあるけれど、おヒマな方はどうぞ。


オープン時間とほぼ同時の、午前10時に到着し、あつし君と合流。
この時点でもう、駐車場はいっぱい、人もいっぱいというのが恐ろしい。

店舗に入るや、驚愕する。
テレビなんかでも見てはいたが、高く積み上げられた商品の数々。
こいつは商店ではない、倉庫だろう。

はじめにうながされたのは、フードコート。
ドリンクバー60円ほか、ホットドッグやピザなどが、なかなか安くで売られている。
ドリンクバーのコップのでかさとか、ホットドッグのオニオン入れ放題とか、あからさまな欧米気取りに、やや舌打ちをしてしまう。

そこからは、順次徘徊。
ポテトチップスなどのお菓子類は、いちいち袋がでかい。

食料品売り場へ行くと、あちこちで試食が行われている。
その頻度たるや、試食だけで一食済んでしまうのでは、と思えるほど。
食料品は買い込んでやろう、と意気込んでいたが、なにぶん1つずつの量が多い。
冷凍のきくものもあるだろうが、逆にわざわざ冷凍して小分けで食べる、というのもバカバカしい。

他にも、アウトドアグッズであったり、医薬品であったりと、ジャンルが幅広い。
ただ気をつけないといけないのは、他のホームセンターや薬局ならもっと安いだろう、という商品が、そこそこあること。
雰囲気にのまれて衝動買いなどすると、絶対に損をしてしまう。


なんだかんだで、14,000円分もの買い物をした。
なんだかんだで、雰囲気に飲まれた感がある。
ここまでの衝動買いなんて、久しぶりではないだろうか。

少なくとも、ご近所で海外旅行感覚を楽しめる、という意味では、とても充実していたと思う。
ただ、入場には有料で会員に入らないといけないようで、会員に入って足しげく通おう、とまでは思わない。

会員さんについて行くと無料とのことなので、会員の方はぜひとも声をおかけくださいませ。
せこくてごめん。


7月15日(火) おやまぶ高御位山
もはや、見捨てられてしまったのでは?
というくらい音沙汰のなかった、会社の登山部から、お誘いのメールがあった。
台風一過の先週土曜日、何とか天気は持ち直し、無事決行となった。

場所は、加古川の「高御位山」という場所。
片道で2時間近い小旅行を経て、メンバーと合流。
男女6名、早速山へ。

山そのものはそう高くなく、ふもとから道が見えるような場所。
で、コースもいくつかある模様。
そのうち、3つの丘をアップダウンするルートをとる。


一発目の丘から、いきなり急勾配。
出発して5分もしないうちに、休憩したくなるほど。

中でも印象的なのが、むき出しになった岩場。
でっかい一枚岩をひたすら登る、という箇所が、いくつも点在しているのだ。
場所によっては滑りやすくなっており、一度転げるとつかまる手がかりもないため、地味にけっこう危険である。

その他、生い茂った草地を抜けたりもするが、基本は日陰がない。
クソ暑い気候で、ただただ体力を奪われる。
全体的に、勾配がきつめなので、けっこうナメてると痛い目にあってしまう。


3つ目の山を登りきったところで、お昼休憩。
ここが、ここらの山で最高峰。
300mそこらながら、展望がすばらしい。
汗ダクになって苦労して歩いた、という達成感も手伝ってのことだろう。

人工物のないコース途中とはうらはらに、頂上には神社がある。
登りきって休憩するには、この上ない休憩場所である。
皆で写真をとりあったり、通りすがりのノリのいいカップルに、写真をお願いしたり。
けっこう山頂では、キャッキャはしゃぎながら過ごした。


下りは、30分くらいだろうか。
一本道、といえば単純に聞こえるが、こいつもまた急勾配で、体力をがっつり奪われる。
最後の最後まで楽しませてくれる、最高の山である。


という感じで、会社ではほぼ接点のない方々とのふれ合いも、回を重ねるごとに輪になじんでいるような。
次回の計画もすでにあがっているみたいで、今からもう楽しみで仕方がない。


7月10日(木) 嵐の前の静けさ、の前の嵐
自分にとってライター業とは何ぞや。
みたいなウツじみた日記を書いたのは、昨日。
で、今日は会社で、半期に一度の面談があった。

いやぁ。
昨日のウツウツ状態を、すっかり引きずってしまいました。
こてんぱんですわ。
近年まれに見るほどの、脱力感に襲われた。

今まで懸命に走ってきた1本道が、実はすでに行き止まりになっていたというか。
いや、T字路といったほうがいいかな?
90度くらい方向を変えてやらなきゃ、どうにもこうにも前へ進めない、といった状況。

抽象的な書き方ですいません。
結局のところ、昨日日記で書いていたようなことが、会社においても直面してしまっている、という感じです。
いっそ、別の職に変わってやろうか、などと思いつつ、結局そんな勇気がないんよなぁ。
台風後の残り雨も影響して、完全に弱気モードでございます。

どなたか、ギリッギリ食える程度でいいので、文字書く仕事をくださいませ。


7月9日(水) 井の中のブタ
会社帰りに声をかけてくれたのは、同じ部署で、Web関連の仕事をしている人である。
「その後、できました?」
とは、僕が彼に手間なくWebページを作れないか、と以前相談していたことに対する、問いかけであった。

答えは、残念ながら「ノー」。
かつて、離島めぐりをWebページとして作りたかったのだが、まったくもって着手できていないのだ。

着手できていない大きな原因は、文章。
まったく文章ができていない。
というのは、時間的なものではなく、技術的なもの。
僕の文章能力に、おおいに問題があるのだ。


いやいや、ライターやってるとか言うてますやん!
と指摘されても、言い返す言葉がない。

最近、自分の文章をスキルアップするべく、文章うまくなろう系の書籍を、いくつか読みあさっている。
そして読めば読むほど、自信を失っているのである。


文章というものを、ぜんっぜんわかっていない。
現在、いわゆるテクニカルライターという特殊なライティング技法は習得できているとしても、文章ってそんなもんではない。
もっと細かいテクニックがいっぱいあり、文章を書くための情報収集など、プロセスがたくさんある。
そんなところが、まったくもってできていないのである。

ただちょっと、人より文章を多めに書いているだけ。
それも、ホームページだのmixiだの、文章内容にうまいもヘタもないフィールドで。
それを何年も続けられている、というだけで、自意識過剰になってしまっていたのだ。


というところで、自信喪失しながらも、ちょろちょろと文章のお勉強中である。
Webページのためというよりは、将来的な自分のため。
仕事の幅を広げるとかいう意味合いもあるが、まずは「誰よりも絶対的に文章がうまい」と、自他ともに胸を張って主張できるようになりたい。


7月7日(月) ならはす
がらにもなく、お寺めぐりなんぞを、たしなんでみた。

日曜日は、朝一番に家を出て、「喜光寺」というお寺へ。
ややローカルな説明であるが、阪奈道路を大阪から奈良方面へまっすぐ走り、平城京のちょっと手前にある、立派な門構えのお寺である。


500円という入場料は、高価に感じるのだが、こんなものなのだろうか。
門をくぐると、すぐ正面に本堂がたたずむ。
その大きさと古さに圧巻。

さらに中に入ると、3体の巨大な仏像に、さらに圧巻。
リアルに人の形をした巨大な偶像は、目の前で見ると、今にも動き出しそう。
その威圧感と包容力に包まれると、思わず合唱し崇拝する気持ちが、わかる気がする。


で、今回来た目的である、ハスの花見学。
ハスの花は、早朝に咲き、昼過ぎにはしぼむものらしい。
そのために、午前9時という時簡にやって来たのだ。

残念だったのは、ハスが池にあるのではなく、鉢に小分けされていること。
それでも、大きく咲く花の力強さは、じゅうぶん堪能できた。
久しぶりに持参した一眼レフで、それっぽい写真なんかも撮ったりして、時間はじゅうぶんつぶせた。


なんだかんだで、1時間くらいか。
意外にも、ハスよりお寺そのものの魅力を、感じられた。
たまにはこういうのもいいな、という気持ちが半分。
まだこういう趣向は早いかな、という気持ちが半分・・・いや9割かな。


7月6日(日) 黒子の妖怪
プレゼントというのは、なかなかむずかしい。

甥っ子の誕生日をすっかり忘れており、かつ土曜日は実家へ遊びに来る、とのこと。
土曜日の朝、あわてて近所のショッピングモールへ向かった。

さて、何をあげたらいいものか。
昔は、しょっちゅう実家に遊び来ていたので、脳の中身はだいたい把握できていた。
が、最近は数ヶ月に一度くらいの頻度。
さらに11歳ともなると、子ども向けアニメのグッズが好きなのか、ちょっとオトナなギアが欲しいのか、ということすらわからない。

先日姉から、「妖怪ウォッチ」なるゲームを与える旨を聞いていた。
妖怪ウォッチ?
いつの間にやら、そんなモノがはやっているらしい。

と、妖怪ウォッチのグッズを探しに行くと、フォークだのプレートだの、明らかに幼児か低学年向けのアイテムしかない。
ほんまに、妖怪ウォッチでええんかな?
などと葛藤しつつ、とりあえずステッカーだけ購入。

別のお店では、「黒子のバスケ」というアニメのジグソーパズルを発見。
確か甥っ子が、以前にこの「黒子のバスケ」という単語を言っていたので、好きなのだと思う。
けれど、こんな腐女子あたりが好きそうな絵柄のマンガ、ホンマに好きなんか?
などと思いながら、とりあえず購入。


あっさりと決まったような書き方をしたが、上記のグッズを買うのに、2時間もかかった。
本当に、与えられる側のことを考えたプレゼントというのは、めちゃくちゃ迷うし、なかなかむずかしい。

結果、どストレートに感性に響いたらしく、喜んでくれたのでよかった。
が、その興味が、ものの数分でDSに奪われる悲しみったらありゃしない。


7月3日(木) 梅雨明け前
最近、何かしら不調で。
ということを言うと、けっこう他の人も、同じことを返してくる。
どうやら六月病とやらは、意外にも広く蔓延しているようだ。

その一方で、7月に遊ぶ予定が、ぱらぱらと決まっている。
ありがたいことに、お誘いを受けることが多い。
今まで、遊ぶためには自分で動かないといけなかっただけに、本当にありがたい。

そんなこともあり、好調へとベクトルを向け始めている今日このごろ。
この上昇気分をつかまえて、一気に夏へ突入できることを期待したい。


7月2日(水) 宅キャンプ
風呂上りの涼みが、最近楽しみである。
ベランダで、キャンプ用チェアに腰をかける。
ということがはじまりだったのだが、最近ちょこちょこエスカレートしだした。

足元に、人工芝シートをしいた。
これにより、裸足でも過ごせるうえ、視野に緑色が入ることで、よりアウトドア感が出た。

さらに、炭火。
わざわざ炭をおこしているのではなく、おもちゃがあるのだ。
炭そっくりのおもちゃで、LEDが炭火のようにメラメラと点いたり消えたりする。
そのうえ、パチパチという音まで流れるという、意外にもリアルなシロモノ。

この3点セットだけでもう、家にいながらキャンプ感を味わえる。
さらにランタンとかタープとか、なんぼでもカスタマイズは可能であろう。
が、洗濯ものを干せばいっぱいになる広さのベランダなので、毎回出し入れをしなければならない。

どうしたものかと妄想しながらも、やがて蚊も出るし、外でも暑くなるので、とりあえず現状で満足しておけばよいかと思っている。


7月1日(火) カレーなんかうまくて当たり前や!
「カレーなんかうまくて当たり前や!」というセリフが、なぜか記憶から離れない。
これは、かつて「マネーの虎」という番組で、カレー屋のプレゼンに対して放った、大手中華店社長が放った言葉である。
飲食店だけにとどまらず、この言葉はもっともだと思う。

だからこそ、なぜなのかと疑問を感じるのだ。


というのは、僕の作ったカレーは、どうもまずいのである。
先週、金曜日の夜から家でひとりという状況があり、飢えをしのぐために作ったのであるが。
レシピどおりに、作っているはずなのであるが。

おそらく、敗因は肉であろう。
牛肉の代わりに、スジ肉を入れてみた。
また、足りない部分は、安売りしていたイカを入れてみた。

スジ肉は、本当に赤身部分がそがれた、スジ部分のみ。
イカは、処理の仕方がわからないまま、姿の状態からさばいた。
特にイカは、カレー全体ににおいが蔓延した。


で、2日目の昼くらいから、生ゴミ臭を放つようになってきた。
これは、どうやら保存法の問題らしい。
カレーって1週間くらいは持つもんやと思っていたけれど、ちゃんと冷蔵か冷凍せんとあかんらしいね。

結局、3日目の朝には、9人前あったうちの半分を、廃棄処分することとなった。
まぁ、正直3食以上連続で食べられるものではないけれど。

昔は、「隠し味」と呼ばれるものを次々と投入し、ぜんっぜん隠れてくれなかったこともあった。
シロウトはまず、アレンジを考えずシンプルに作るところからはじめたほうがいいのかも知れない。