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浴室内は近代的ながら、外の庭園はやや広めで風情がある。
1人でしっぽりするより、グループで行くほうが楽しいだろう。
駐車場を見てわかるとおり、全体的に敷地が広い。
大自然に囲まれながらの開放感が、すばらしい。
温泉施設すぐ前の駐車場は、車がいっぱい。平日なのに、
人が多い。これもひとえに、ここの温泉がすばらしいから？
ほてった体は、外でクールダウン。庭園風でそこそこ広く、雑談
にはもってこい。どうせなら、ここに露天風呂作ればいいのに。
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奈良県と言えば、数多くの遺跡などが発見されるなど、歴史深い都だ。
その奈良で、何と南北朝時代に掘られたと言われる、遺跡級の温泉がある。
それが今回のこの西吉野温泉だ。
平成７年に設立された、セミナーハウスきすみ館。
その名のとおり各種セミナーなどに使われるほか、テニスコートやゲートボールコートなど老若男女楽しめる施設がある。
近くに川も流れているので、水遊びにも最適だ。
早い話、ただ土地を持て余した「田舎の施設」という感もする。
肝心の温泉だが、施設がまだ新しいということもあり、浴室がこぎれいだ。
ここの温泉の歴史とは、ちょっとイメージがかけ離れているのは残念。
泉種はそこそこある。
まず気になるのが、浴室内にある階段。
意外なところに階段があると、ついつい上ってみたくなるのが人情、さっそく上ってみると、そこにはサウナが。
歴史深い温泉にサウナ・・・個人的にはあまり好きではない。
余談だが、この階段を上ると、女風呂が見えそうになる。
もちろん、ちゃんと見えないような造りになっているのだが・・・個人的にとても残念だ。
大浴場の隣には、ジャグジーのように、円形で泡のでる「ブローバス」がある。
気持ちいのはいいのだが、せまい。
大人１人しか入れないのは、残念だ。
せめて、四角形にでもしたらもう１人くらいのスペースは空くだろうに。
極めつけは、打たせ湯。
何と、勢いがない！
何といいますかその・・・何じゃこれ？
ひととおりのお風呂を楽しんだ（？）あとは、メインである大浴場へ。
熱っ！
お湯加減が、銭湯ばりだ。
温泉はゆっくりとつかりたいので、もっとぬるくてもいいのでは？
大浴場ですっかりのぼせきった体は、外で冷まそう。
浴室から、外へと出られるようになっている。
外は小さな砂利がしきつめられ、ちょっとした日本庭園風になっている。
まわりの森に囲まれ、なかなか気持ちがいい。
何なら、温泉よりここで雑談しているほうが、楽しいかも。
風呂上りは、不思議なものでなかなかほてりが止まない。
どうやら、お湯の塩分が高いことが原因らしい。
こういうところは、さすが遺跡級の温泉だ。
まぁ、南北朝とかそういう歴史は置いておいて、普通に友達と遊びに来る場所としては、最高だ。
【温泉日記】
大学の授業を抜けて、車で男４人で行った
みんなでワイワイ出来るのは楽しいのだが、他のメンバーがすぐお風呂から上がるもんだから、自分のペースで楽しめなかった。
といっても、行ったのが真夏だったので、そう長風呂もできなかったけど。
運良く他の客さんがいなかったので、浴室から外に出て、庭園で写真をとりまくった。
もちろん被写体は、風景ではなく、男。
男同士、互いにセクシーポーズを撮り、その場の風情を台無しにしてもうた。
あっ、その写真はもちろん掲載しません。
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