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料金さえ気にしなければ、大自然ごと温泉を満喫できる。 秋に、紅葉狩りがてら来ることがおすすめ。
※写真はありません。
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京都といえば、言わずと知れた、かつて日本の「都」として君臨した場所だ。
今でも数多くの寺や、街並みが残っている。
さらに、「都」であったながらも、多くの自然が残っている。
観光地としては、あらゆる視点から楽しめる。
そんな京都の山奥に、「天狗が住む」との伝説の残る場所がある。
その名も、鞍馬。
牛若丸こと源義経が幼少時代より暮らしていた、としても有名である。
近くには鞍馬神社、ハイキングコース、そしてハイキングコースを越えた先に、貴船という絶好の避暑地もある。
こんな穴場的場所に、「くらま温泉 峰麓湯」がある。
温泉は、硬派なまでに露天風呂だ。
ひのきで出来た浴槽が2つあり、うち1つには屋根がついている。
露天ながら、天候に対する配慮も欠いていないところがにくい。
景色は、ほとんどが山。
広範囲に山の木々が並び、すっかり俗世間から開放された気分になる。
ただ、木が多すぎて夕焼けが楽しめないというのが、少し残念。
風呂上りには、少し足を運ぶと、地下水が汲める場所がある。
のどのかわきを少しガマンしてでも、ぜひ立ち寄ろう。
仕事に追われて疲れているときなんかに、有給使って来るには絶好の場所だ。
みんなが働いている中、働かず時温泉に入っている自分自身、「天狗」になってみても、いいかも。
【温泉日記】
僕がはじめて「日帰り温泉」に行った場所が、この「くらま温泉」だ。
ちょうど秋の紅葉がきれいな時で、紅葉狩りついでに行った。
叡山電鉄という2両編成の電車に揺られ、これでもかというほど風景が堪能できるでっかい窓から、紅葉を眺めた。
しかも、紅葉のきれいな所で一時停止してくれ、電車とは思えないほどのサービスもついていた。
ただ、1人で行ったせいか、まわりのカップル達の多さはイヤだった。
一応僕なりの「感傷旅行」だったのだが、結局傷口が広がっただけという結果となった。
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