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駅前の24時間サウナ、というイメージ。せっかくいいお湯が
出ているのだから、もっと風景などに工夫が欲しい。
【引用】太古の湯・店内パンフレット
男湯の露天風呂。景色は合成だが、開放感はホンモノ。
【引用】太古の湯・店内パンフレット
女湯の露天風呂。日光とヒノキが作り出す色味が最高!
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「美人の湯」と言われる温泉は以外と多い。
一般的に美人の湯の特徴として、いずれも弱アルカリ性でナトリウムイオン。カルシウムイオンを含有している。
それらの成分が美肌をつくり出すメカニズムというのも、科学的に証明されている。
グリーンサウナ「太古の湯」もまさにこの条件にぴったり。
JR平塚駅から徒歩2分ということで、アクセスが容易な立地条件にあるこの温泉のいいところは早朝から営業しているということだ。
とは言うものの、午前5時から9時の早朝パックが1000円ってのも高いと思うが。
やっぱ早朝5時からとかでも来る人がいるんだろうなあ。
ただ注意しないといけないのが、早朝パックが終わってから午前10時までの1時間は準備中で入れないということ。
はりきって行ったところで、準備中と時間が重なって30分も何もない街をムダに徘徊してしまった僕と同じことになるので、気をつけよう。
まず入泉券を買うわけだが、画面にタッチする式の自販機で購入する。
さらに入泉券のところにバーコードがついていて、それを受け付けにて何やら操作する。
温泉ごときでそんなオーバーなことせんでもいいって気もするが、何せコースが多い上にいずれも時間制なんでその管理には仕方ないんだろう。
「太古の湯」のくせに最先端なマシーンとはこれいかに。
中はそこそこ広く、泉種も多い。
全体的にヨーロピアンな雰囲気が、さらに「太古の湯」のイメージを壊してくれる。
名物の太古の湯は、地下1300メートル、およそ2400万年前の地層から湧き出ているという。
茶色がかったお湯は見るからに何か効きそうな気がする。
露天風呂もあるが、塀のすぐ外に電信柱や他の建築物の屋根が見えていまいち風情がない。
露天においては灰皿が設置してあって、喫煙者はゆったりと自分に浸れる。
嫌煙者にはえらい迷惑だけど。
時間制限さえなければ、ゆったりとしてすごくいい所だと思う。
しかし、更衣室で清掃のおばちゃん達がウロウロするのはやめて欲しい。
【温泉日記】
GWに関東に遊びに行った際、夜行バスで行ったために午前中がヒマになり、その時間潰しがてらに寄った。
文章にも書いたが、ちょうど準備中の時間帯にあたったため、30分ばかしヒマを持て余した。
せめて中の休憩室で休ませてくれるとか言った配慮があってもいいと思うんだが。
本当にまわりに何もないからね。
時間制の温泉ってのは初めてだった。
ゆったりくつろげるのが温泉の醍醐味だと思ってはいたんだが、その常識をゴロっとひっくり返されたような気がした。
この制度が今後普及して来るようなことがあるならば、間違いなく温泉の人気も下がるだろうな。
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