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温かい接客、地元民との交流、大自然の風景・・・おそらく
1人で行っても、十分に満喫できる。ズバリ「おすすめ」。
※写真はありません。
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あまり有名なことではないが、奈良県にはかなりの温泉が点在している。
奈良県と言えば、歴史深くて多くの寺があって・・・というイメージがあるが、早い話がただのド田舎だ。
ド田舎だけに自然が数多くあり、ほとんどの温泉場では絶景を楽しめる。
四郷川沿いにあり、近くにある水車小屋が印象的な「やはた温泉」。
天気が良ければ思わず川遊びをしたくなるくらい、自然に恵まれた所である。
愛想の良い受付にお金を払っていざ温泉へ。
受付のすぐ左手にある階段を降りて男性用のドアを開けると、そこはトイレ。
おいおい、まぎらわしいがな!
どうやら、階段は温泉上がりに休憩室へ行くためのものらしい。
正解は、受付のすぐ正面に入り口があります。
ここの温泉のいい所は、檜風呂と岩風呂が1週おきに男湯・女湯と入れ替わること。
「女湯のほうが広くてキレイ」という、温泉特有の性差別を受けなくて済む。
今回入ったのは、檜風呂。
浴槽に段があり、半身浴でゆっくりつかれる。
窓の外の景色は山ばかりだが、それでもしばらくは飽きずに眺めていられる。
風呂上がりは階段を下って休憩室へ。
休憩室はソファーが並ぶ洋室と畳敷きの和室とがある。
また、洋室にはマッサージいす(無料)がある。
都会にはないこういったサービスも、温泉の楽しみの1つである。
1度の場所で2つの風呂が楽しめるので、少なくとも2度は楽しめる。
しかしその週の風呂の種類を前もって調べないといけないし、何より交通の便があまり良くない。
つくづく、近くに温泉のある地元の人がうらやましく感じた。
【温泉日記】
ここへは、大学の授業をサボって友達4人で行った。
授業をサボること自体は頻繁だったけど、団体で温泉へ行くというのは新鮮なことだった。
昼間だったので空いてたし、みんな妙なテンションになって、湯船でお湯のかけ合いとかした。
といっても、グループのキャラクター的に、僕がほぼ標的になってたんだけどね。
するといきなり地元の方らしい方がが現れ、激怒。
「最近の若いモンはマナーってもんも知らんのか!」
と、こんこん説教しつつ、湯船でタオルを絞っいる。
どっちがマナー違反やねん!
確かに温泉ではしゃぐのはよくないことだが、他にお客さんはいなかったし、お客さんが入ってからはおとなしくした。
こっちは全然悪くないと主張し、ちょっとした口論になった。
人間って1人では弱いもんで、それからおやじは無言になった。
今考えたら、ちょっとかわいそうなことしたかな?
こういうのって、後になっていい思い出になるからいいね。
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