 |
大阪市街には、交差点ごとに警察の姿が。テロの警戒か、
●翼の警戒かわからんが、信号無視ができないので邪魔。
甲子園の入場待ちをするファン達の群れ。ここへ来ると、
不景気ということを忘れてしまう。活気がものすごいもん。
おそらく地元民だけで成り立ってる、姫路健康ランド。
外装だけで判断すると、とても泊まりたいとは思わない。
|
瀬戸内海には、実にたくさんの島が浮かんでいる。
島と島の間に複数の橋をかけ、本州と四国を結ぶ道、これがしまなみ街道だ。
何とこのしまなみ街道、自転車でも通れるのだ!
突風などの恐れがあるからか、通常海上にかかる長い橋というのは、自転車や歩行者は通れなくなっている。
それを通れるという夢のような道があると言うのだ。
行かない手はない。
というわけで、今回の目的はこの、しまなみ街道だ。
3泊で行けるコースは、5連休あるGWには長すぎず短すぎず、ちょうどいい。
・・・なんて調子いいこと思いながら、実は気がかりなことがある。
1つ目は天気。
どうも週間予報ではくもりが多く、雨が降るおそれが十分あること。
2つ目は、甥っ子。
GWを利用して、静岡からやって来るというのだ。
甥っ子と会える機会はそうないし、何よりまだ1歳にもならないので、成長が我が子のように楽しみなのだ。
そんな気がかりを抱えながらも、午後9時に出発。
今回は出発時間がえらく遅い。
というのは、1日目の宿をすでに決めているのだ。
宿探しも旅の醍醐味の1つではあるのだが、これにはちょっとした教訓というか、トラウマがあるのだ。
ママチャリ日本制覇の旅の記念すべき1日目、数多く旅した中で、唯一「宿が見つからなかった日」である。
それがちょうど今日行く予定の、兵庫西部に位置する街・姫路である。
姫路には、安く泊まれる宿やユースホステルがない。
かつ、民家が多いため、極めて野宿しにくい。
宿が見つからないほど恐いことはない。
そのことを危惧し、今回は宿を先に決めたのだ。
それにしても、相変わらず退屈な道が続く。
我が家から姫路方面は、ほぼ道が平坦である。
道が平坦であると走りやすいイメージがあるが、実はこれが結構しんどい。
直線を走っているときと上り坂をのぼるときでは、使う筋肉が微妙に違う。
そのうえ、下り坂になると腕さえ固定しておけば、筋肉を使うことはない。
そのため、1日のうちで何度か峠があるほうが、走りやすいのだ。
つまり、まる1日道が平坦ということは、まる1日同じ筋肉を使い続けるわけだ。
また、風景が変わらない。
常に民家があり、自然と一体になった感覚がない。
旅の楽しみの1つが「日常生活からの離脱」と思うのだが、こうも民家が続くと、ただ家の近所を散歩している気分にしかならない。
家の近所ならまだ小さいころの思い出なんかが見え隠れするが、中途半端に慣れた道となれば、思い出もなくただ退屈なだけだ。
というわけで、ここに特記することもなく、ただ淡々と走った。
心に残ったことは、相変わらず甲子園球場前に活気があったことくらいだ。
1日走って、いちばん田舎だったのが自分の地元というのも、むなしいものだ。
午後5時過ぎ、目的地である「姫路健康ランド」へ到着。
・・・大丈夫、ここ?
思わず、目を疑った。
外装が、ボロボロなのだ。
壁のペンキはバリバリにはがれ、噴水は枯れ、駐車場はガラ空き。
一瞬、つぶれているものかと思った。
中は中で、結構ずさんな作り。
健康ランド内に温泉・劇場・カプセルホテル・一般のホテルとあるのだが、案内がなくてわかりにくい。
フロントのおばちゃんにカプセルホテルの聞くと、「だからさっき説明したでしょ!」となぜか説教される。
カプセルホテルからトイレへ行こうとすると、途中に劇団員の控え室と厨房が、開けっ放しになってまる見え。
まぁ潰れる日も、そう近くなさそうだ。
それにしても、今日1日は何だったんだろ?
全然「旅をしている」という気分にはなれない。
道中の峠、そして野宿、どうやらこの2つが欠けていると、旅の気分になれないみたいだ。
|
|
 |