ホームへ
履歴書 ダイアリ 旅の足跡 日帰温泉 リンク 掲示板 チャット
||    ≪旅の足あとTOP ||         1日目    |    2日目        ||


キックボード淡路島縦断    【1日目】
● 2010年9月18日(土) はれ 兵庫県淡路市〜兵庫県洲本市
旅の目的

淡路島を、なるべく海沿いに一周すること。
前回パスした、島の南部・道の駅うずしおをまわること。
宿は野宿。
3日かけて、ゆっくりまわること。



なめらか、という形容がしっくりくる岩肌が印象的な「絵島」。
こういう変わった場所では、つい1人でボーっとしたくなる。


淡路島の新名物「あわぎゅう」。土手焼き風の
お肉は、ついついビールを飲みたくなる。

つい先週、佐渡島をキックボードで一周したばかり。
軽くびっこをひく程度に、まだ脚にダメージが残っている。
にもかかわらず、なぜだか旅がしたくなった。

今回は、一度キックボードで一周したことがある、淡路島。
前回の佐渡島の旅で野宿をしなかったことと、前回の淡路島の旅はややショートカットをした軽い後悔があるので、それらを晴らしたい。
そんな思いを込め、午前11時に淡路島へと到着した。


今回は可能な限り、観光を取り入れようと考えている。
その一環として、出発してわずか10分で、足を止める。

そこから橋を渡ってすぐに、絵画のようになめらかな岩肌のある小さな島「絵島」がある。
なんでも、風化により自然と削られて、こうなったそうな。


1時間ほど走り、昼食をとるべく立ち寄ったのは、「淡路夢舞台」。
今まで自転車では何度も淡路島をまわっているのに、施設の存在すら知らなかった。

ホテル・会議室・展望台など、広い敷地にさまざまな施設がそろっている。
ここでの目当ては、レストラン街でいただける、「あわぎゅう」。
淡路牛を使った牛丼のことで、淡路島の60店舗以上の飲食店が、協賛して作っているらしい。
レシピが統一されているのではなく、飲食店によって味も値段も違うというのが、面白い。

「和風レストランあわじ」でいただいたのは、土手焼きをごはんに乗せたような丼。
肉そのものの味というより、味付けがとても上品でうまい!
いっしょに出されるラー油をかけることで、さらに味がぎゅっと引き締まる。
小さなうどんもついていて、量も質も満足♪


再出発して1時間後、わき水の給水所「御井の清水」へと到着。
ここへは旅の途中、たいがい寄ることにしている。

水分を補給し、ペットボトルも満たしたところで、少し長めの休憩をとる。
何だか、体がひどくだるい。
いつもこんな疲れ方はしないのだが。
もしかして、体調不良か?


それからも、常に疲れを感じながら走る。

本当に、なんだろ?
次に休憩したときは、軽く仮眠をとった。


夕方、野宿前の食料調達のため、スーパーへ。
店へ入ろうとしたときに、1人の若いお父さんから声をかけられた。
「さっき見かけた」と言われると、何だかうれしくて、照れてしまう。

この声かけがきっかけで、さっきまでのけだるさが、一気に吹っ飛ぶ。
もしかして、ただの気持ちの問題?


野宿場所は、港町である由良。
ここでは一度野宿した経験があるため、不安感はない。
釣り人も多く、孤独感が少ない。

と思いきや、日が落ちたとたんに、釣り人がいっせいにいなくなる。
孤独を紛らわすために、1人でたき火をしながら、ビールを飲む。
月がきれいに輝いており、秋の夜長を存分に盛り上げてくれる。

毎日必ず夜空というものが広がっているのに、こうして意識しないと夜空の存在を確認できないというのも、何だか悲しいものである。


||    ≪旅の足あとTOP ||         1日目    |    2日目        ||