ホームへ
履歴書 ダイアリ 旅の足跡 日帰温泉 リンク 掲示板 チャット
||    ≪旅の足あとTOP ||         1日目    |    2日目    |    3日目    |    4日目    |    5日目    |    6日目    |    7日目    |    8日目        ||


キックボード広島→山口→島根    【6日目】
● 2015年8月6日(木) はれ 山口県長門市〜山口県萩市



近道として選んだ県道は、細く坂だらけで、薄暗い。
「急がば回れ」という言葉が脳内を鼓動する。


昔ながらの町並みが残る、萩市。広範囲に
広がる保存区は、時間をかけて巡りたい。


庭を囲った廊下は、きしみ傾きながらもしっかり手入れ
されている。安価で泊まれることが不思議である。
いつもどおり早起きし、向かった先は、お風呂。
温泉宿に来たなら、やはり朝風呂は欠かせない。

風呂上りは、朝食。
結婚披露宴ができる朝食会場には、10品目ほどの朝食が運ばれる。
いずれも量は少なめながら、バイキングのように食べ過ぎる心配がないのはうれしい。

部屋に戻ってからは、1時間ほど二度寝をする。
すっかり、リゾート気分になってしまっている。
ちゃんとこの後、旅モードに切り替えできるのだろうか。


しっかり充電を終え、午前10時に出発。
田園地帯を走っていると、「棚田100m」という看板を見つける。
せっかくなので観光しよう、と看板どおり道を右折すると、棚田どころか、思いっきり道に迷ってしまう。

たまたま別の標識を見つけて軌道修正できたが、田園地帯は道が無秩序なので方向感覚もわからなくなり、迷うと本当に恐い。


田園地帯を抜け、町へ出たのが正午ごろ。
昼食には、ふだん旅では寄らないファミレスを選ぶ。

目的は、ドリンクバーである。
合法的に長居できるうえ、水分と糖分をしっかり補給できる。
また運のいいことに、梅こぶ茶なんてのもあり、ちゃっかり塩分補給までできる。


ここから、分かれ道。
国道を走れば270m級の峠があり、道が湾曲していて距離を多く走る必要がある。
県道を走れば最短距離であるが、手元の地図を見る限りでは、道がウネウネしていて、山道になっている可能性が高い。

ここは1つギャンブルしてみようと、後者のルートをとることに。
するとどうだ、道はきれいに整備されているし、車もほとんど通らない。
大正解である。

と思ったのは、はじめだけ。
途中から、車1台がやっと通れるくらいに道幅はせばまり、勾配のきつい坂が何度も続く。
しかし体力は奪われるも、意外にイヤではない。
たまに、木々に囲まれすぎて薄暗い道なんかは、野生動物にでも襲われそうな不安を感じるが。


山道を抜け、川を渡ると、萩の町。
広いエリアに、昔ながらの町並みが保存されている。
こういった歴史街道は旅の最中たびたび訪れるが、規模の広さは、いちばんではないだろうか。

商店街では何やら催し物をやっている。
ぶらぶらと散策したいところであるが、もう午後6時をまわっている。
観光は泣く泣くあきらめ、宿へ。
これがまた、場所がとてもわかりづらく、けっこう迷う。


ようやくたどり着いた宿は、築100年を誇る、古い歴史を感じるところ。
歩くごとにきしむ廊下や階段は、実に味がある。
敷地内に庭があり、庭の四方を囲むように廊下と部屋が設営されているというのも、何だかお金持ちの家に来た気分である。

そこからスーパーで買い出しし、風呂に入ってから、食事にありついたのは午後8時過ぎ。
今回の旅は、夜にゆっくりとした時間がとれていない。
ちょっと、昼の休憩が長すぎるのか?
チェックインが遅れたときは外食にするなど、もっと時間を有効に使う工夫をしなければいけない。


||    ≪旅の足あとTOP ||         1日目    |    2日目    |    3日目    |    4日目    |    5日目    |    6日目    |    7日目    |    8日目        ||