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路肩がなくまわりに建物もない細い道。
朝からずっとこんな道が続くと、心が折れる。
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朝から、ひたすら山道が続く。
はじめの1時間は涼しくてよかったが、以降はウンザリしてしまう。
山陰はこんな道が続くのかと思うと、次回の旅が憂鬱（ゆううつ）になる。
今日の目標は、飛行機の時間が許す限り、ひたすら北上をすること。
運よく、国道と線路が並行して敷かれているため、ギリギリまで走ることができる。
絶えず時間を気にしながら走り、「周布駅」というところでゴール。
時間的に、もうひと駅向こうまで行けそうではあったが、例えば途中タイヤが壊れただけで、帰れなくなる。
あまりムリはしないようにした。
今回の「お昼休憩を長く」作戦は、結局のところ失敗であったと思う。
チェックイン時間が遅くなったり、夕方に時間ばかり気になったりして、ゆとりが生まれにくかったような。
また、クーラーのある場所に長居したことで、昼過ぎから体が暑さに弱くなった気がする。
もし休みありきで計画を立てるなら、それだけ走る距離を短くするなど、工夫が必要である。
よかったことは、夜に何度か外食をしたこと。
お金のことを考えたら、圧倒的にスーパーでお惣菜を買ったほうが安い。
が、「お店」というのも出会いの1つでもあるし、何より孤独感を紛らすことは精神的にとてもよいことだ。
2日に1回くらいは、外食OKにするなど検討してもいいかも知れない。
などなど、旅を何年やっていても、まだまだ改善点というものが尽きない。
理想の「ゆとり旅」というものを、どんどん模索していきたいところである。
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