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ぎゅっと密集した民家は、都会のそれとは明らかに違う味わい。
ヘンに名所めぐりをするより、こういう所を見るほうが100倍いい。
「道の駅あわじ」の広場には、すでにやぐらが組まれている。
祭りは今夜あたりか?昼からやってりゃ、参加できたのに。
「震災記念公園」は、大盛況。これは純粋に、この付近に観光
スポットがないからか。地震の災害を利用するとは、うまいなぁ。
写真でわかるだろうか?雨は真横に降っていて、絶えず雷鳴が
とどろく。雨宿りできてなかったら、一生トラウマになってそうだ。
初自炊、大失敗!でも米の炊ける匂いだけはホンモノだった。
いつか絶対マスターしてやる!それにしても、手間がかかる。
次の日の朝撮影した、テントの様子。中央の小さいのが、僕の。
広いし人多いし、きっと友達とかと来るには楽しいんだろうなぁ。
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旅の準備に、時間をかけるのは久しぶりだ。
旅のスタイルを変えるということは、労力がいるものだな。
今回は、歩き旅。
歩き旅は過去に何回か、経験している。
しかし、今回は食事に「自炊」という未体験なことを、大胆にも取り入れることにした。
当然、自炊用の品物を持っていかなければならない。
ただでさえ、歩き旅ではリュックの重さにヒーヒー言ってたのに。
ということで、少しでも軽くすべく、珍しく金をかけてアウトドアグッズを一新した。
特にリュックは、より軽く、よりムレないものを選んだ。
しかしリュックは思いのほか小さく、荷物が全部入らない!
とりあえずムリヤリ荷物を詰め込みつつ、準備は当日の朝へ持ち越しとなった。
朝7時に起き、残りの準備をして午前9時に出発。
天気がくもっているせいか、心なし気分がノリ切らない。
だからといって、こんだけ時間と金かけて準備したんだから、行くしかない。
本州・明石から淡路島を結ぶ、「たこフェリー」。
ほんの小さなフェリーながら、フェリー乗り場には人がいっぱいいた。
スタイルもさまざまで、ライダー、家族連れ、荷物を積まずママチャリに乗る少年、など。
フェリーはたいがい、「田舎帰ります!」とか「旅します!」という人がほとんどなので、どことなく異質に感じた。
フェリーは、活気にあふれていた。
途中、明石海峡をくくるあたりが、豪快ですごい。
これで320円は、安い!
20分の航海を経て、淡路島へ到着。
予定のコースは、ここから島の西側を通る県道を、えんえんと南下する。
県道は道が広くて、バイパスのようだ。
これではすぐに風景に飽きそうなので、一本道を変えてみた。
するとどうだろう、とたんに生活臭のある路地に変わった。
わずか道1本でこれだけ雰囲気が変わるんだから、道ってのは不思議だ。
路地を抜けてすぐ、「道の駅あわじ」があったので、寄った。
何やらお祭りの準備をしている。
せっかくなら、お祭りの最中に来たかったなぁ。
まぁそれでも、出店がそこそこあったので、適当に雰囲気を楽しんだ。
それからは、ただひたすらず〜っと県道を歩いた。
驚くことに、午後2時までは、道脇には何もないのだ。
民家がまばらだったり、コンビニがないのは、まぁわかる。
それより、自販機がないのだ。
よくよく見ると、ところどころに、民家跡がある。
かつては、いくらか栄えていたのだろう。
なんか廃墟めぐりをしているようで、どこかもの悲しい気分になった。
午後3時ごろ、「震災記念公園」なるものを発見。
時間はいっぱいあるし、ちょっくら寄ってみることにした。
公園内には、博物館と土産屋、そして広場がある。
博物館には、阪神大震災のときにできた、断層があるとのこと。
見てみたかったが、入館料は500円。
500円をケチる年齢ではないが、1人で断層見て何が楽しいかと冷静に考え、パスすることにした。
土産屋へ寄り、「じゃこ天」を発見。
じゃこ天って、これ愛媛の名産ちゃうのん?
今年、愛媛で出会って以降めっきりハマってしまったじゃこ天が、なぜここに?
頭にいっぱい「?」を浮かべつつも、気がつけば購入していた。
愛媛のじゃこ天はやや灰色がかっているが、ここのは茶色っぽく、さつま揚げのようだ。
味は、まぁ似たり寄ったり。
材料は、一緒やもんね。
博物館をあとにしてしばらく歩くと、突如空が暗くなりだした。
「これは夕立だな」と悟り、雨宿り先を探した。
相変わらず建造物が少ないが、運良く目の前にガソリンスタンドを発見。
ポツっと頭に一滴水滴が落ちたかと思いきや、案の定、はげしく雨が降ってきた。
懸命にガスリンスタンド向かってダッシュして、間一髪ずぶぬれにならずに済んだ。
ガソリンスタンドの休憩所は狭かったので、中には入らず外で待たせてもらった。
途中、海水浴をしていたらしい中学生が、数人バラバラと入ってきた。
あからさまにこちらを気にしていたが、話しかけるのも面倒なので、言葉はかけずに一緒に雨宿りをした。
それにしても、雨の勢いがすごい!
ガソリンスタンドのいちばん奥で立っているのに、地面に跳ね返った水滴が当たる。
夕立というよりは、嵐か台風のような感じ。
おまけに雷は鳴るし、停電はするし、これではいくらカッパを着ても、絶対歩けない。
それにしても、よくぞ都合のいいところにガソリンスタンドがあったものだ。
これがちょっとした小屋のものかげだったら、雨宿りしていてもズブ濡れだったろう。
30分ほど降り続いた雨は、突然ケロっと降りやんだ。
ガソリンスタンドの人にお礼を言い、また歩き出した。
ここからは民家が多い。
またしても路地裏を選び、歩いた。
廃屋がちらほら見えつつも、なかなか栄えた町並み。
どうやら町並み自体は、江戸時代からずっと残っているものらしい。
いよいよ、あたりが暗くなりだした。
しかし今日は、いくらかキャンプ場に目星をつけていたから、あせらなかった。
完全に暗くなる前に、キャンプ場を発見。
ちょっと余裕をこいて、近くの酒屋でビールとおつまみを買った。
キャンプ場に到着。
テントを張る前に、まずは米を炊くことにした。
一応米を炊く予備知識だけはあるので、手探りで準備した。
米を炊いている間に、テントをたてる。
そして、夕食。
メニューは、先ほど炊いたごはんに、先ほど買ったつまみ(かわはぎ?)をあぶったものに、インスタントみそ汁。
まず、米がシンだらけ。
こんなクリスピーなごはんは、はじめてだ。
それにつまみが、ごはんに合わない。
唯一おいしかったのが、みそ汁。
やっぱり自炊は、難しい。
キャンプ場は、人がやけに多い。
当然、ほうぼうで花火をしている。
まぁ、夏のキャンプ場に花火はつきものなんで、しばらく見て楽しむことにした。
足は、今のところ負傷ナシ。
ただ心配なのが、天気だ。
さっきの夕立なんかが来るのも恐ろしいし、酒屋の近くの民家からもれる、「明日は雨」という天気予報の声を聞いてしまったためだ。
とりあえず、夜のうちには降ってくれるなよ。
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