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ママチャリ琵琶湖2人旅    【2日目】
● 2006年7月16日(日) はれときどき雷雨 滋賀県新旭町〜大阪府交野市 90.7km



朝っぱらから客でにぎわう「白ひげ浜」。ギャルが少ないのが
非常に残念。ナンパする勇気のない2人には関係ないが。


おそらくがけ崩れ防止だろう、歩道にのみ設置された
トンネルで雨宿り。座る場所がないことが、ツライ!


最後の晩餐はファミレス。生ビールはもちろん大ジョッキ。
ツマミはサラダバーのみだが・・・冷たいもんばっかりやんけ!
目覚めたのは、午前5時半。
寝つきが悪く、また夜中何度も目が覚めたにもかかわらず、野宿をしているとこんな時間に目が覚める。
いつもなら早々とテントをたたむが、大介と「7時くらいに起きよう」といっていたので、ゆっくりテント内で待機することにした。

目をつぶっていると、さまざまな音がほうぼうから聞こえる。
雨音、カラスの鳴き声、カエルの鳴き声、虫の鳴き声、風の音、などなど。
都会暮らしをしているとまったく気がつかないことだが、自然というのは、こうもにぎやかなものなのだ。

寝たり起きたりを繰り返しながら、午前7時。
雨もあがったみたいだし、ちょっくらテントから出てみようと思った矢先、大介も時間どおり目覚めた。
缶コーヒーで軽くブレイクし、ゆっくり準備をして出発。


今日も湖水浴を楽しむ予定である。
しかし昨日の教訓から、「琵琶湖の南側はビーチが汚い」ことがわかった。
というわけで、琵琶湖の北側にいる間、つまり午前中に泳ぐこととなった。

1時間走って、駅前の喫茶店で朝食をとった。
再出発してすぐ、見るからに活気のあるビーチ「白ひげ浜・水泳キャンプ場」を発見。
時間は早いが、寄ることにした。


そうそう、これやん!
家族連れ・若者・子ども達が、すでに砂浜や湖で楽しんでいる。
やはりこう人が多くないと、ビーチという気がしない。

早速着替え、昨日よりやや水温の低い琵琶湖へ入った。
浜からブイまでの距離が10メートルほどで、見た目はやや狭く感じる。
途中で急激に水が深くなるため、安全面を考えると妥当であろう。
現在スポーツジムで水泳をしている大介と、子どものころ7年水泳を習った僕は、ビーチでいちばん泳いでいるのではないかと思うくらい、とにかく泳いだ。


どれくらい泳いだか詳しくわからないが、あがったのは正午ごろ。
ビーチではほうぼうでBBQがはじまり、いいニオイがただよう。
そんな楽しげな光景にジェラシーを覚えつつ、あまりに疲れた僕はしばらく動けなかった。

ほどよく休憩し、再出発をしようと思ったころに、またしても雨。
急いで自転車ごと、炊事場へ避難した。
ふと空を見ると、西の山から次々と厚い雲が流れていた・・・


しばらくして雨が止み、出発したのはいいが、以降30分ごとに豪雨が降った。
落石防止のため設置された歩道用トンネル・カラオケボックスの狭い自転車駐車場・人んちのガレージ・ガソリンスタンドなど、とりあえず屋根があればそこに宿った。

特にいちばん雨の強かったガソリンスタンドでは、「このまま雨が降り続いて、帰れないのでは?」という不安に駆られた。
その一方で、昨夜お風呂の入っていない2人は、「温泉入って帰る!」という無謀なまでの野望を秘めていた。


当然、温泉には行った。
「やまとの湯」という、一応温泉であるが、厳密に言えばスーパー銭湯だ。
いつもなら2時間ほど長居するのだが、あまりゆっくりはできない。
1時間ほどで用を済ませ、すぐさま再出発。


その後は、京都へ抜ける峠越え。
もっとも雨が降ってほしくない場所だが、ここでは天運に恵まれた。
雨を気にすることなく、峠を難なくクリア。

国道1号線をひたすら走り、地元の交野に着いたころに、ちょうど日が暮れた。
最後は寿司屋でしめる・・・と決めていたのだが、目当ての寿司屋は1時間待ち。
あらためて店探しは邪魔くさいので、向かいのファミレスで晩飯を食べ、解散となった。


終始雨と戦う形となった旅だったが、途中でケンカせずに旅を終えたことが、今回何よりよかった。
ケンカして重苦しい気分で自転車乗っても、ぜんぜん楽しくないからね。


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