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変則的な3車線。中央は歩道、右は車道、では左は何？
正解は農業車専用道。たまに農業車が歩道を走ってるぞ。
海津天神社前、奥の家屋がユースイン。もともとユースホステル
だったが、今は協会に所属していない。でも値段は格安！
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おおかたの予想どおり、天気は雨。
今日は1日動けないかも知れないけど、どうしよう？
朝食をとり、水路君の出発を見送ってから、しばらくこたつで二度寝した。
とりあえず、チェックアウトの時間ギリギリまで、雨がやむのを待つしかない。
チェックアウトの午前10時より10分前、とりあえず身支度をした。
そしてふと外を見ると、なんと快晴！
さっきまで降っていた雨が、ウソのようだ。
「ひょっしたオレ、晴れ男？」と自画自賛的な妄想をしつつ、出発。
が、30分もしないうちに、雨が降ってきた。
防寒のため帽子をかぶっていたので気がつきにくいが、けっこう本降りである。
おかげで、雨に弱いダウンがびしょ濡れである。
以降は、本降りと小雨がえんえんと繰り返された。
小雨のうちに走り、本降りになると屋根のある場所へ退避、ということを、えんえんと続けた。
途中、本降りが長く続き、体が芯から冷えた。
コンロでお湯をわかそうにも、ガスが冷え切っているため、火がすぐに消えてしまう。
手でズボンを必死でこすり、「摩擦熱」だけを唯一の熱源として、辛抱するしかなかった。
午後2時になり、ふと地図を見てみた。
今日予定していたユースホステルに、明らかに間に合わない！
雨を気にせず、暗くなっても走り続ければ間に合わなくもないが、そんな危険なことはしたくない。
とりあえず電話でキャンセルを入れ、代わりの宿を地図で探した。
「海津天神社ユースイン」という場所に電話を入れ、安くで泊まれることだったので、そこで宿をお願いすることにした。
実はこのとき、サイフの中身は6000円。
2日ともユースホステルで安く済ますつもりだったので、余分のお金を持ってなかったのだ。
よくもまぁ、近場で安宿があったものだ。
午後4時ごろ、琵琶湖を北から西へ進路を変えるころ、雨がやんだ。
今日はずっと「距離をかせぐ」ことで精一杯だっただけに、ようやく風景を楽しむほど心が回復した。
午後6時、ユースインへ到着。
ユースインは、その名のとおり神社の敷地にある。
通された部屋は6人くらいが寝られる部屋だが、今日は1人である。
お風呂あがりにしばらくロビーへいたが、他に誰も来ない。
昨日がにぎやかで楽しかっただけに、ものすごくさびしく感じる。
実は明日、夕方から友達と飲み会があるのだ。
雨にもかかわらず無理して走ったのも、それに間に合うためである。
予定よりかなり遅れがあるため、明日間に合うのか心配である。
あと友達にお土産を買いたいのだが、お金が残るか心配である。
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