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琵琶湖歩きの旅!〜後編〜    【1日目】
● 2002年10月12日(土)  はれ 滋賀県長浜市〜近江八幡市 46,181歩





空は快晴、電車内には行楽客も多い。琵琶湖歩きの最終決戦
には最高のコンディション!果たして、無事ゴール出来るのか?


琵琶湖東部の湖岸道路は、整備がしっかりしていてとても
気持ちがいい!テンションも最高潮だ!


ユースへ予約を入れたのが夕方、ここから急に空が暗くなる。
ユースまでまだ2時間かかるので、夕日を楽しむ余裕がない。


お寺の本堂を思わせるユースの寝室は、もちろん和室。この
静寂な和室が、深夜修羅場と化す・・・詳細は次ページで。
来年に持ち越しか、と思っていたこの旅だが、何とか年内で決着できそうだ。
運良くこの3連休は天気に恵まれそうだし、運が良いのかこの3連休は何の予定がない。
足も体調も、万全だ。

今回は3日かけてゆっくりとまわりたいのだが、最終日の昼からボーリングへ行くというお誘いがある。
まさか旅から直行するわけにも行かず、やはり2日でまわるしかない。
しかし今までの経験から行くと、2日というのはスケジュール的に大変厳しく、ヘタするとリタイアすることもありうる。
十分注意が必要だ。


そんな危機感を抱きながら、いつもより早めの午前7時30分に出発。
気持ちが急いでいるので、もっと早めに出たかったのだが、そうするとせっかくの休日である親に迷惑だ。


電車で2時間ほどゆられ、長浜市駅から再スタート。
歩いてすぐ、前方に60歳くらいの男性が歩いているのを発見。
片手に使い古した地図を見ていることから、歩くことが目的であることがわかる。
歩く方向が同じだったので、しばらく話をしながら歩いた。

歳をとっても、このように何かに対して頑張っている姿を見せられると、「オレも頑張らな!」と、ものすごい励みになる。
しかも、「先行っていいよ」と気を遣ってくださり、お言葉に甘えた形で先に行くことにしたんだが、歩くスピードはそう変わらない。
思わず意識的に早足になってしまった。


昼間はビックリするほど快調に歩いた。
足のことを考えず、とりあえず距離かせいだれ、とほとんど休憩をとらなかったが、体力的に全然平気だった。
精神面も常に上機嫌であり、とにかく歩いていることがものすごく楽しく感じられた。
今まで琵琶湖歩いて来たが、「いつでも辞めたるわい!」という気持ちが常にあったが、ホントこんな気分いいのは初めてだ。
やはり天気のおかげだろうか?


夕方になり、目標としていたユースに予約をとり、ユースへと向かった。
しかし途中、日が暮れてしまい、あたりは真っ暗。
しかも人気がほとんどない田園地帯で、明かりといえばたまにポツリポツリある街灯と、すれ違う車のライトのみだ。
さっきまでのテンションはどこへやら、たちまちブルーんなってしまった。
だって、全然地理感のない場所で、しかも真っ暗で、人気がなくて、ちょっぴり寒くて・・・ブルーにもなるよ。
宿が決まってるってことが、唯一の救いだった。


ユースに付いたのは、午後6時半。
今朝地図で計算したら、ここに付く予定時間が、午後の8時。
めちゃくちゃペース速いがな!
やはり休憩が少なかったためであろう。
ちなみに今日とった休憩は4回で、うち1回は昼食なので、実質3回しか休んでいない。
こいつはかなり優秀だ。

明治に建てられ、文化財に登録されているらしい建物であるこの近江八幡ユースホステルは、どことなくお寺の本堂を思わせる雰囲気がある。
すでに館内には10名ほどのお客さんがいて、ちょうど食堂で夕食をとっている。
さらに寝室へ向かうと、さらに10名ほどいた。

見ると、ほとんどが若い団体だ。
「ユースは旅人の憩いの場」と勝手に認識している僕には、ちょっとこの空気はいただけない。
しかも部屋には、ビールやらおつまみの買出しがある。
飲んでくれてもいいけど、ちゃんとマナーと時間は厳守して欲しいものだ。


さて、いよいよ明日が最終日・・・になるはず。
今日歩きすぎたので、明日足がちゃんと機能するかが大きな問題だ。
距離も、結構残ってるし。
今日歩いてる限りでは、どうやら足がだいぶ頑丈になって来て、壊れにくくなっているようだが、油断は出来ない。

もし明日帰るとしたら、例え夜中の9時でも10時でも歩けるので、時間的には問題ない。
やはり足だ、足。
足がヤラれてしまうと、完全に動けなくなってしまうからね。


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