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未整備のキャンプ場。特に松ぼっくりがごつごつしていて、
寝にくかった。一応「不法侵入」だから、文句は言えないが。
とにかく走ってて退屈だった、近江グリーンロード。しかし
でっかいお寺などが多くあり、歴史好きにはもってこいだ。
どでかい門に、だだっ広い敷地。某宗教団体の施設だ。
しかし人の気配はないし、何に使うんだろ?見たくはないが。
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午前5時半、起床。
目覚ましは午前6時にセットしていたにもかかわらず、少し早めに目が覚めた。
寒い。
1人用テントで寝袋にくるまっていると、秋ごろでも暑く感じるのに、今日に限ってはやたらと寒い。
やはり4月は、まだまだ旅シーズンとしては早いのか。
とりあえず、やや明るくなり出した外を見るべく、テントの入り口を開けた。
朝もやなのか、くもり空なのか、判断つかない微妙な天気だ。
相変わらず波の音と鳥のさえずりが、湖畔の静けさを見事に演出している。
少しの時間空けていただけなのに、テントの中はどんどん冷える。
とりあえず、朝食をとってもう少し暖かくなるのを待つことにした。
寒い。
あれ、午後6時過ぎなら、いつもは旅立てるほどの気候なのに。
まぁ、じきにあたたくなるだろう。
ちょっと横になっとこう・・・
午前7時、起床。
2度寝してもうた!
空はすっかり太陽が顔を出し、先ほどとは打って変わり、活気めいたものを感じる。
自転車に乗りながら、この「静」から「動」への変化を楽しむのが、いつも楽しみなのに・・・
今後から、もっと起きる時間を考えよっと。
出発して10分ほどで、琵琶湖沿いの道を離れて、国道307号線へ乗った。
琵琶湖を南下するための、最も琵琶湖から遠い道だ。
もちろん、昨日の「鯖街道」同様、走るのは初めてだ。
俗称、「近江グリーンロード」と言うらしい。
さぁて、どんなグリーンが待っているのだろう?
と言いつつ、期待とはうらはらに、あまりピンと来ない道だ。
片田舎の風景が続き、時折上り坂や下り坂が何度かあるのだが、どうも退屈だ。
昨日の鯖街道がステキ過ぎたのか?
「帰り道」であることが風景を楽しむ邪魔をしてるのか?
それとも、ホントに退屈な道なのか?
原因はよくわからないが、とにかく特記することもないほど、平凡な道だった。
ホントに書くことないんで、しばらく時間飛ばすね。
午後2時、京都へ着いた。
実は今回の旅に、もう1つ目的があった。
京都に住む友達の家を訪問することだ。
その友達へは、琵琶湖をまわる度に必ず会う、言わば恒例行事だ。
しかもそいつが最近引越ししたらしいため、それの挨拶も兼ねて行ってやれ、という魂胆だ。
住所を調べているので、簡単に見つかるだろう。
が、家が見つからない。
住所近辺へはたどり着いたのだが、ほとんどの家が、玄関先に住所がないのだ。
僕の家の近所は必ずと言っていいほど、住所が明記されたプレートが各家ごとに取り付けられているのだが、ない。
やはり、「一見さんはお断りどすえ」京都の文化なのだろうか?
結局、1時間ほどうろついたが、見つからなかった。
仕方なくその友達に電話しても、出ないし、こりゃダメだと思い、あきらめた。
突然訪れて、「また琵琶湖行ったん?」と笑いとも呆れともとれない顔を見るのを、ずっと楽しみにしてたのに。
とんだ肩すかしを食らった。
あとは国道1号線を走り、2時間後帰宅。
ビールを飲み、風呂へ入ってひと息ついたところで夕食と、とても良い時間に帰って来られた。
やはり今回の旅は、「鯖街道最高!」というひとことに尽きる。
また1つ、近所での「癒しスポット」を発見できた。
ただ今回の旅を終え、気がかりが1つ。
スキンケアを怠り、体中がヒリヒリだ。
4月やから日焼けは大丈夫と踏んでいたのに、どうもこの時期だからこそスキンケアが必要だったらしい。
もう日焼け止めは、シーズン問わず手放せないものだな。
1つ勉強になった。
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