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ママチャリ琵琶湖1周(鯖街道経由)    【2日目】
● 2004年4月18日(日) はれ 滋賀県近江町〜大阪府交野市 127.9km





未整備のキャンプ場。特に松ぼっくりがごつごつしていて、
寝にくかった。一応「不法侵入」だから、文句は言えないが。


とにかく走ってて退屈だった、近江グリーンロード。しかし
でっかいお寺などが多くあり、歴史好きにはもってこいだ。


どでかい門に、だだっ広い敷地。某宗教団体の施設だ。
しかし人の気配はないし、何に使うんだろ?見たくはないが。

午前5時半、起床。
目覚ましは午前6時にセットしていたにもかかわらず、少し早めに目が覚めた。

寒い。
1人用テントで寝袋にくるまっていると、秋ごろでも暑く感じるのに、今日に限ってはやたらと寒い。
やはり4月は、まだまだ旅シーズンとしては早いのか。

とりあえず、やや明るくなり出した外を見るべく、テントの入り口を開けた。
朝もやなのか、くもり空なのか、判断つかない微妙な天気だ。
相変わらず波の音と鳥のさえずりが、湖畔の静けさを見事に演出している。

少しの時間空けていただけなのに、テントの中はどんどん冷える。
とりあえず、朝食をとってもう少し暖かくなるのを待つことにした。

寒い。
あれ、午後6時過ぎなら、いつもは旅立てるほどの気候なのに。
まぁ、じきにあたたくなるだろう。
ちょっと横になっとこう・・・


午前7時、起床。
2度寝してもうた!
空はすっかり太陽が顔を出し、先ほどとは打って変わり、活気めいたものを感じる。
自転車に乗りながら、この「静」から「動」への変化を楽しむのが、いつも楽しみなのに・・・
今後から、もっと起きる時間を考えよっと。


出発して10分ほどで、琵琶湖沿いの道を離れて、国道307号線へ乗った。
琵琶湖を南下するための、最も琵琶湖から遠い道だ。
もちろん、昨日の「鯖街道」同様、走るのは初めてだ。
俗称、「近江グリーンロード」と言うらしい。
さぁて、どんなグリーンが待っているのだろう?

と言いつつ、期待とはうらはらに、あまりピンと来ない道だ。
片田舎の風景が続き、時折上り坂や下り坂が何度かあるのだが、どうも退屈だ。

昨日の鯖街道がステキ過ぎたのか?
「帰り道」であることが風景を楽しむ邪魔をしてるのか?
それとも、ホントに退屈な道なのか?
原因はよくわからないが、とにかく特記することもないほど、平凡な道だった。

ホントに書くことないんで、しばらく時間飛ばすね。


午後2時、京都へ着いた。
実は今回の旅に、もう1つ目的があった。
京都に住む友達の家を訪問することだ。

その友達へは、琵琶湖をまわる度に必ず会う、言わば恒例行事だ。
しかもそいつが最近引越ししたらしいため、それの挨拶も兼ねて行ってやれ、という魂胆だ。
住所を調べているので、簡単に見つかるだろう。

が、家が見つからない。
住所近辺へはたどり着いたのだが、ほとんどの家が、玄関先に住所がないのだ。
僕の家の近所は必ずと言っていいほど、住所が明記されたプレートが各家ごとに取り付けられているのだが、ない。
やはり、「一見さんはお断りどすえ」京都の文化なのだろうか?

結局、1時間ほどうろついたが、見つからなかった。
仕方なくその友達に電話しても、出ないし、こりゃダメだと思い、あきらめた。
突然訪れて、「また琵琶湖行ったん?」と笑いとも呆れともとれない顔を見るのを、ずっと楽しみにしてたのに。
とんだ肩すかしを食らった。


あとは国道1号線を走り、2時間後帰宅。
ビールを飲み、風呂へ入ってひと息ついたところで夕食と、とても良い時間に帰って来られた。

やはり今回の旅は、「鯖街道最高!」というひとことに尽きる。
また1つ、近所での「癒しスポット」を発見できた。

ただ今回の旅を終え、気がかりが1つ。
スキンケアを怠り、体中がヒリヒリだ。
4月やから日焼けは大丈夫と踏んでいたのに、どうもこの時期だからこそスキンケアが必要だったらしい。
もう日焼け止めは、シーズン問わず手放せないものだな。
1つ勉強になった。


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