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雨の降る早朝、暗くて寒くい中、ただ1人バスを待つ。
たった15分の待ち時間が、やたらと長く感じられた。
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朝6時に起床し、すぐさまに玄関を出た。
ユース前にやって来る、バスを待つためだ。
あれ、歩き旅やのにバス？
もちろん、歩きが当初の目的なのだが、ここからフェリー乗り場までの道、つまり小豆島東部の道は、うねうねした峠続きなのだ。
自転車でも十分危ない道だ。
増して、朝っぱらから雨が降っている。
さすがにそんなリスク背負ってまで、歩きにこだわってられない。
ということで、フェリー乗り場まではバスを使った。
予想どおり、道はビックリするほど上りがきつく、道がせまい上に、車がけっこう通る。
こんなところ、歩いたら冗談抜きで死んでしまう。
朝早くだというのに、フェリー乗り場には多くの人がいる。
来るときにも思ったが、もしかしたら小豆島って、思った以上に人気ある観光スポットなのか？
そんなこと思いながら、これまた朝早くから営業しているお土産屋で土産を適当に買い、フェリーへ乗った。
以前琵琶湖で歩いたときとは違い、実に楽しい旅だった。
今度は、道に迷うことなく、またはうねうねした道を歩いて、お遍路巡りをしたいな。
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