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キックボード九州一周〜完結編 〜    【5日目】
● 2015年5月4日(月) くもりのちはれ 福岡県福岡市〜福岡県北九州市



風車の見える、海を見下ろす公園。子どもの遊ぶ姿が
平和な風景を強調させつつ、反比例して孤独感が増す。


昭和レトロなスナックにしか見えない、ホテルのフロント。
安宿ではまれに、こういったレアな光景を味わえる。
目覚めの悪さは当然、昨夜の「飲み放題」によるものだ。
軽く二度寝し、準備もダラダラとしながら、午前7時に出発。

雨は降っていないが、いつ降ってもおかしくないような、厚い雲が出ている。
それよりも、寒い!
休憩しても、すぐに体温が奪われてしまうため、ゆっくり休んでいられないほど。
本当に、5月なのか?


昼食は、手持ちの地図に「地産地消の海と山の幸が楽しめる」と書かれた、「道の駅 むなかた」へ。
しかし、弁当や惣菜が売っているのではなく、魚がまるまる売られている。
で、買ったものは別途、注文したらさばいてくれるというシステム。
さすがに、1匹の魚まるまるさばいてもらって1人で食べる、というわけにはいかない。

結局、少し進んだところにあったコンビニで、昼食をとることに。
その間に、太陽が顔を出す。
すると、さっきとは一変し、暑くなる。


しばらく進み眠たくなってきたので、団地にあったベンチで横になりひと眠り。
やはり、昼寝するくらいの余裕があったほうが、気分的にも楽である。

また夕方、海の見える公園で休憩をとる。
そういえば、今日は1日、ろくな観光もせず走ってばかりだ。
やっぱり、キックボードで汗水流しで走る、という行為自体が好きなんだな、と実感する。
好きなときに休み、好きなときにごはんを食べ、好きなときに眠れる、という時間の自由さが、旅の楽しさの1つである。


そこから工業地帯を抜け、宿のある黒崎の街へ。
ビジネスホテルは、受付がもう、昭和のスナックみたいな雰囲気。
「古い」のではなく、「レトロ」なのだ。
おっとりしながらも愛嬌のある受付のおばちゃんが、これまた味があってよい。


夕食をとるべく、近くにある大きな商店街へと足を運ぶ。
シャッターの降りた店が目立つが、商店街の規模そのものが大きいため、開いている店は多い。
そこで、昨日の「飲み放題」があまりによかったため、同じく「飲み放題」の店を探す。

しかし、どこも満席。
仕方なく、ラーメン屋に立ち寄る。
博多からそう離れていないし、と期待するも、味はぼちぼち。


食後、まっすぐ帰ってもやることがないので、商店街をブラつく。
バーなんかも数軒あり、1人で遊ぶには申し分ない場所であることを再認識する。
旅でなければ、フラフラと飲み屋をハシゴするんだけどな。


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