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朝の南港フェリーターミナル、雨なのににぎわっている。
ちなみに2時間かかる道を、迷って4時間もかかっちまった。
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目が覚めると、まわりは人の足だらけ。
オカルトな話ではなく、現実的な話である。
午前6時、ロビーには下船待ちの客でごった返している。
まさに、人ごみの真ん中で寝ているような形となっていた。
いかにも「こんなとこで寝るな、邪魔や!」と言わんばかりの視線がほうぼうからささる。
そんなこと言われたって、「ここで寝ろ」と言われているからには、どうしようもない。
てゆうか、目覚めたと同時に撤退を求められても、それはムリな話である。
ひととおり下船の波がやんだところで、そそくさと支度をして下船した。
外は雨。
しかも本降り。
天候に恵まれた旅だったが、最後の最後で降ってしまった。
ここから家まで、けっこう距離があるのになぁ。
そんなことを思いつつ、ポンチョをかぶり、途中道に迷いながらも、4時間かけて帰宅した。
それにしても、日焼け止めを1本使い切ってまでUVケアしたのに、見事に日焼けしてしまった。
つくづく、5月の紫外線の強さには脱帽した。
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