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離れ小島にお堂が建てられているという、レアケース。
たいがいは住宅地や、山奥に鎮座していることが多い。
これぞ尾道ラーメン!しょうゆと背脂のうまさが絶妙な
「シゲ」。離島でこんなうまいラーメンに出会えるとは!
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午前8時に宿を発ち、30分かけて昨日最後にまわった地点へ。
昨日は、島の北東部をまわった。
で、今日はそこから時計回りに南下していく。
お寺探しはすっかり慣れ、朝から順調なペースで進む。
昨日は住宅地にお寺が密集していたが、今日はお寺ごとが離れており、1軒ポツリと独立していることが多い。
南下するに従い、徐々に建物が減っていく。
昼食どきには、食堂も商店も見当たらない。
しかし、こうなることは地図を見てだいたい予想はつけていた。
あらかじめ用意した非常食「さやえんどう」を、昼食代わりに食べる。
そこから西へ向かう道は、山道となる。
山道からさらに脇道を入った場所にある41番は、自分ながらよく見つけられたなあ、と思えるほど、へんぴな場所にある。
続く42番は、地図どおり進むと、とんでもないヤブに入ってしまう。
こんなところ人間の通る道か、と思いつつ、何とかかきわけて進む。
途中、動物のフンや足あとなんかもあり、半ソデ・短パンという軽装では正直恐い。
苦労してようやく突っ切り、少し開けた場所に出る。
が、お寺がない。
完全に道を間違ったようだ。
仕方なく、順路とは違うが、まわり道をしてたどり着く。
島を北上し、数字でいえばちょうど半分となる44番に着いたのは、午後2時半。
ちょっと、時間が押しているか?
3日間でまわり切りたい気持ちが強いため、ややあせってくる。
島の北西に着くと、建物が多く、久しぶりに町に戻った安堵感に包まれる。
それにしても、夕方になったころはすぐにバテて、やたら休憩をしてしまう。
暑さのせいか、それとも昼食が駄菓子だけというのがいけなかったのか。
午後5時過ぎ、58番までまわったところで、2日目終了。
日没までまだまだ時間に余裕はあるのだが、どうも体力が持たない。
ちなみに夕食は、宿近くにあった、尾道ラーメン「シゲ」。
何ともいえない独特の香りと、口の中に広がる油。
これこそ尾道ラーメンだ、うまい!
昨日入ったお店とは、全然違う。
というのは、おそらく体調が元に戻った証拠だろう。
決して、昨日のお店が悪いとかではない、はずだ。
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