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キックボード京都→福井    【2日目】
● 2016年8月6日(土) はれときどきくもり 福井県小浜市〜福井県敦賀市



やたらと続くトンネル。しかし歩道が広めに
とられているため、むしろ快適。


ご当地ソフト「梅ソフト」。梅ガムを数倍おいしく
したような味で、疲れた体にしみる。これはうまい!


「千鳥苑」というドライブインの足湯。広さの
割に客がいない理由は、入って数分でわかる。


福井名物ソースかつ丼の老舗「ヨーロッパ軒」。
昭和レトロな内装がたまらない。


ごはんもカツも大盛りの、ソースかつ丼。
ビールとの相性も抜群で、かなりの満足感。
いろいろうまく行かなかった反動か、昨夜はすっかり飲み過ぎてしまった。
二日酔いを感じながらも何とか早起きし、午前7時過ぎに出発。

やはり出発早々から、タイヤのことが心配になる。
と思っている矢先、昨夜変えたばかりのタイヤが、早速壊れる。
やっぱり今日で、旅は終了するのだろうか?
せめて今日1日でももってほしい、と祈りながら、タイヤを交換して再出発する。


出発してしばらくは、ひたすらトンネルが続く。
トンネルの中というのは不快なものだが、暑い日差しから逃れられるのでうれしい。

そして「三方五湖」に着く。
淡水と海水の混じった5つの湖の総称であり、それぞれ塩の濃度が異なっている。
そのため、それぞれの湖水の色が違うのだとか。

すべての湖を見てみたいところだが、さすがに距離がありすぎて、時間的にムリがある。
それなら、遊覧船に乗ってみようか?
とも思ったが、1時間おきにしか出ていない船を待つ時間も、乗っている最中の時間も、もったいなく感じる。

ちなみに三方五湖のまわりは、梅の産地。
近くにあった梅の販売店で「梅ソフト」をいただく。

酸味・甘味・塩気のバランスが、絶妙である。
特に運動後には、たまらない味である。
ご当地ソフトはいろいろ食べてきたが、これはナンバーワンではないだろうか。


スーパーで昼食をとった後、「千鳥苑」というドライブインへ。
足湯があるので、有料ながらも入ってみることに。

暑い!
時間的に、昼の暑さをしのぐための休憩のつもりだったが、汗がダラダラと出る。

早く出たい。
と思いつつも、お金を払った以上、ついつい長居してしまう。
貧乏人の悲しい性である。

ちなみに足湯からは、道路沿いにある電光掲示板が見える。
そこに映し出されていたのは、原発推進の映像。
やはり若狭のこのあたりは、原発が産業の主となっているらしい。
世間様との温度差の違いが、何ともシュールである。


それからは、たっぷり時間があるので、少し走ってはこまめに休憩をとる。
すぐに熱を帯びるタイヤを、クールダウンさせるという意味もある。

順調なペースで走り、宿まであと30分というところで、タイヤが壊れる。
今回の旅は7日間の予定だったが、さすがに7日走りきるのはムリだろう。
とりあえずまだスペアはあるので、明日も走れそうなのが御の字である。


そこからすぐあったのが「気比の松原」。
ここはかつて、ママチャリ旅で野宿をしたところ。
ママチャリ旅で見た風景って、もう10年以上昔のことなので忘れてしまっているが、なぜかよく覚えている。


午後6時、宿のある敦賀市に到着。
空腹感が強いため、チェックインする前に食事をすることに。

向かった先は「ヨーロッパ軒」。
福井名物であるソースかつ丼を広めた老舗である。
早めの時間だというのに、お店はすでに30分待ち。

店内はどことなく、昭和レトロな雰囲気。
洋食メニューがたくさんあるが、やはり名物のソースかつ丼をいただく。
空腹感もあったため、かつとごはんを、大盛りで注文する。

少しして出てきたかつ丼に、ビックリ!
思っていた以上に、山盛りである。

ソースはやや酸味がきいており、大阪の串かつ屋のソースと同じような感じ。
量の割に、最後まで舌が飽きないというのが不思議である。


結局、チェックインしたのは午後7時半。
1日の走行距離が短い割には、ちょっと遅い時間である。
暑い時間帯を避けるべく、あえて休憩時間を多めにとってはいるが、どうせならチェックイン後に散歩するくらいの余裕もほしいところである。


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