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琵琶湖歩きの旅!〜前編〜    【2日目】
● 2002年9月16日(土)  くもり 滋賀県志賀町〜新旭町 31,147歩





静寂な湖畔に、釣り人の竿をしなる音。感無量。


湖畔の野鳥観測所だが、手入れされておらず、さびれている。
この写真を撮影して5分後、写真左手の草むらで立ち小便。


すでにアスファルトの地面を踏むことが困難なほど、足に異変が。
砂地を選んで歩くも、歩きにくいし、石が転がっていて痛い。
昨夜の騒音とはうって変わって、午前5時30分の湖畔はとても静かだ。
かすかに鳥のさえずりと、釣り人が竿をしならせる音が聞こえる。
空は薄暗いが、分刻みに明るさが増す。
この風景を堪能できることこそが、キャンプの醍醐味だ。


しばし風景を楽しんで、午前6時に出発。
キャンプ場のすぐ近くに池があるのだが、こんな時間なのに、釣り人がわんさかといる。
大人だけかと思いきや、子供もちらほら見かける。
とても新鮮な気分だったが、ここに住んでる人達にとっては、これが日常の光景なんだろう。


朝の雰囲気を味わってすがすがしい気分も、1時間も持たなかった。
昨日までは何ともなかった、足が痛み出したのだ。
筋肉痛やマメではなく、足の内部が、ズキズキするのだ。

痛みをガマンしながら歩いたが、休憩の感覚が、1時間ごとから30分、20分と縮まり、とうとう動けなくなってしまった。
天気は相変わらずくもっていて、気力は出ない。
これ以上はもう歩けない、そう判断した。


時刻は午後12時30分、こうして今週の旅は終わった。
わすが1日半、くやしさが残るが、ノウハウを知らないながら結構な距離を歩いたんだから、良しとしよう。


残りは来週に持ち越しだが・・・来週だけでは周りきれんだろうなぁ。
それどころか、足の痛みが引いてくれんことには、来週歩けへんやろう。
このまま、来年に持ち越しってことになるかも知れんな、こりゃ。


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