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休業中の運動公園にお邪魔し、避暑がてら休憩。
人目を気にせず寝転べる場所は、貴重である。
プレハブながら、家財道具一式そろって3,000円は
格安。母屋では、たくさんのもてなしをいただいた。
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午前6時前に起き上がるや、朝食を持参して、近くの公園へ。
目的は、日の出を見ることだ。
が、残念ながら雲が多く、拝むことはできなかった。
とはいえ、朝の静かな雰囲気と、少しずつ明るくなる神聖な気分をぞんぶんに味わえた。
いつも午前7時に出発するのだが、午前6時45分にチェックアウト。
わずか15分の違いだが、いつになくすがすがしく感じる。
暑さはいつもどおりなのだが、午前中は休憩も少なく、ハイペースで走れる。
やはり昨夜、がっつり食べたことでスタミナがたくわえられたのだろうか。
昼食は、国道沿いにある食堂。
安さをウリにしたようなところ。
大盛りカレーとミニ沖縄そばのセットが、450円とは驚き。
さらに、アイスティー飲み放題というおまけつき。
ここの近所に住めるのであれば、毎日のように通うだろう。
午前中にだいぶ距離を稼げたため、お昼はゆっくりできる。
運動公園の屋根の下で、1時間くらいゆっくりと過ごす。
再出発後、空に黒い雲が出現。
もしかして、夕立が来るのか?
やはり、おとといの雨を思い出してしまい、おのずと急ぎ足になってしまう。
時間の余裕を感じていたものの、宿に近づいたころには、いい時間になっていた。
結局、雨は降らず。
国道から県道へと入り、宿へ向かう。
地図を見る限り、宿の近くにスーパーはなさそう。
荷物が重くなるのはイヤだが、あらかじめ近くのコンビニで食料の買い出しを済ます。
予想は見事的中。
宿は住宅地の一角にあるのだが、途中にスーパーやコンビにはおろか、食堂すらない。
お宿は、離れのプレハブ。
内装はきれいで、一室を貸し切れるのはありがたい。
夕食を食べていると、お宿の方がラフテーとまぐろステーキを持ってきてくださった。
素泊まりだというのに、本当に申し訳ないやら、ありがたいやら。
食後は、宿の母屋へ移動し、ロビーで時間を過ごす。
他に団体さんがいるにもかかわらず、宿のご主人さんは、僕のビールの飲み相手となってくれた。
先ほどの差し入れだけでなく、海ぶどうまでもいただけた。
昔はサラリーマンだったことや、お宿をするに至っての苦労など、実にさまざまなお話をしていただいた。
途中、5歳の娘さんとも遊んだりして、昨夜に引き続き孤独感のない夜を過ごせた。
こういう楽しい夜を毎回過ごせることができれば、旅の楽しさも変わってくるのだろう。
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