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キックボード四国一周〜前編〜    【5日目】
● 2012年5月2日(水) 雨 徳島県美波町〜高知県東洋町



まったく止む気配のない雨。タイヤの
横滑りがはげしく、スピードも出せない。


ただ地味な民宿の料理が、とにかくハデすぎてすごい!
大食漢でなければ、食べ残していただろう。
目が覚めたら、外はがっつり雨。
散歩すらままならない勢いで降っているので、とりあえず優雅に朝風呂に入る。
ぜいたくな時間にまったりはできるものの、やはり何かしら活動したいという欲求がわくし、お風呂にあがってからの時間がムダに感じる。

ダラダラと部屋で過ごし、10時にチェックアウト。
さらに降りしきる雨がやむのを、ロビーで待機。

僕と同じく、雨やどりしている外国人さんがいて、お互い話しかけるべきかどうか、探っている感じ。
こういうときは、やはり言葉の壁を強く感じる。
話しかけたところで、僕の言語力では会話を続ける自信がないので、けっきょく話しかけずじまい。


せめて小雨になれば、という気持ちも空しく、雨は降りしきる一方。
午前11時、意を決して出発。

レインコートを着るとやはり、中が蒸れて暑い!
雨はしのげても、シャツは汗でびしょ濡れになる。


かなり長距離を走った、とひと休憩を入れるも、出発して2時間も経っていない。
辛いときほど時間の流れがゆるやかになりがちだが、まさしくその状態。

昼からは、ゆるやかなアップダウンが続く。
峠を越えるたびに見えるビーチも、じっくりと鑑賞している余裕などない。

特に怖いのが、地面が少しでも水平方向より傾いていたら、タイヤが横滑りすること。
これにより、下り坂では転倒が怖く、とてもスピードが出せる状態ではない。
あせる気持ちは禁物であるが、こんな状態からは一刻も早く抜け出したい。


ようやく宿にたどり着いたのは、午後5時半。
かなり古い民宿で、予約していなければここが宿であることは気がつかないだろうと思える外観。
部屋も、申し訳ないがカビくささが強く、柱中に書かれた落書きが目に余る。

しかしながら、料理のおかずの多さにはびっくり!
仕出し弁当を皿に盛りなおした感のあるオードブルに、新鮮極まりないかつをのたたき、高知名産のとこぶし、そうめん、巻き寿司、スイカ。
軽く見積もって、2人分はあるだろうか。

宿に対する不安感も、この料理だけで一気にリセットされる。


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