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和歌山名物・中華そば。スープの味が濃厚で、
めっちゃうまい!大量に汗かいた後には、たまらん。
旅のゴールを終え、市街地へ寄り道。たまたま
パレードをしていたが、1人で見ても楽しめない。
最後のシメは、和歌山城。観光というより、
日陰で休憩をしに寄っただけだが。
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出発して30分もしないうちに、大きな峠。
朝から、汗ダクになる。
市街地へだいぶ近づいたと思っていたのに、こんなに山道が続くとは。
ひと山越えると、今度は市街地なので人が多く、走りにくい。
と思っているうちに、またも大きな峠。
最終日だというのに、旅気分がまったくゆるまない。
峠を越えた後、しばらく田園風景が続く。
ペースは順調で、目的どおり夕方に和歌山駅へ到着するには、じゅうぶんな時間である。
にもかかわらず、なぜか休憩をほとんどせず、ひたすら走ってしまう。
ゴールが見えてしまうと、ついつい早く行きたがる、悪いクセである。
ようやく本格的な市街地、海南市へ到着。
ここ7日間で、いちばんの都会ではないだろうか。
なにぶん人目が多く、街をキックボードで走ることが、恥ずかしくてたまらない。
正午になったところで、たまたま和歌山名物・中華そばのお店があったので、寄ることに。
お店には他のお客さんが少ないため、汗ダクの姿であっても人に迷惑かからないので、入りやすい。
ぷらっと寄ったお店にしては、めちゃくちゃうまい!
最後の最後で、名産品にありつけるという幸せもいっしょにかみしめた。
食べ終わったころには、いつしかお店は満席。
お店に入ったタイミングがよかった。
満席だったら、わざわざ待ってまで寄ろうとは思わないし。
思った以上に早いペースで、午後1時には和歌山に到着。
道の広さ・建造物の多さは、海南市とは比べものにならない。
ふだん「地方」と呼んでいる土地を、ここまで「都会」に感じるとは。
向かった先は、駅ではなく、紀ノ川。
川にかかった大きな橋を渡ったところで、ゴール!
泣くほど感動するかと思っていたが、意外にじわじわとゆっくりわき出すような感動であった。
それよりも、疲労感がものすごい。
そのまままっすぐ帰るには時間が早すぎるので、観光することに。
都心部で、道を閉鎖してパレードが行われていた。
鼓笛隊やら背の高い一輪車やら、さまざまなパフォーマンス集団が次々とやって来る。
見ごたえこそあるものの、長時間見ていられるほどではない。
パレードの場所からすぐにある、和歌山城へも寄ってみる。
天守閣近くへ行くには、えんえん急な石段が続く。
もっとゆっくり休憩してから上ればよかった、と後悔したのは、すでにすべての段を上ってから。
もちろん、わざわざ天守閣に上るほどの興味もないので、天守閣の見えるベンチでボーっと休憩した。
という感じで、長い長い旅が終わった。
ただ距離や期間が長いだけでなく、観光をからめる余裕があったことに、今回は大きな意義を感じる。
今後も、こうやって心にゆとりを持った旅をしたいものである。
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