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朝から歩道で、かつおたたきの仕込み。
高知では、当たり前の光景なのかな?
短い商店街ながら、たくさん商品が並ぶ「大正町市場」。
観光客に媚びるでもない、自然体な雰囲気がよい。
今回の旅で2つある難所のうち1つ、「七子峠」。
山道ばかり続くと、休憩もままならないので大変。
失礼ながら、ネット予約でなければ、飛び込みではとても
泊まろうとしないだろう風貌のお宿。でもサービスは最高!
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GWぶりに降り立った高知の街は、ひどくなつかしさを覚える。
ほんの3ヶ月しか経っていないというのに、前回の旅がかなり昔のことだったように感じる。
夜行バスは、意外にもよく眠れた。
午前6時という時間にもかかわらず、じゅうぶん明るくなった空を見ては、あらためて夏という季節を感じる。
早速走るや、こんな朝早い時間にもかかわらず、若い女の子があちこちでウロついている。
しかもみんな、独特の衣装と派手なメイクで。
そう、今日は高知市の街で「よさこい祭り」が行われるのだ。
会場となる道を通ると、朝から懸命にいろんな人が準備をしている。
せっかくの機会だし、お祭りを見たい・・・
という気持ちをぐっとこらえ、先に進むことを、泣く泣く選ぶ。
少し市街地を離れたところで、ドラム缶に火をくべ、大きなかつおの肉片をあぶっているお魚やさんを発見。
思わず、写真を撮らせていただいた。
テレビでは見たことのある光景だが、これを当たり前のように行っているあたり、早速ながら異文化を感じる。
朝からくもっていて、涼しい。
初日なのでゆっくり走りたいと思っていたが、気がつけば3時間ノンストップで走っていた。
ただ、その後太陽が出てきた。
暑い!
さすがは夏、太陽の光を浴びたとたん、汗が止まらない。
昼は、土佐久礼という小さな集落に寄る。
スーパーで昼食を買い、公園で食べる。
せっかくだからと、周辺を散策。
すると、「大正町市場」という小さな商店街を発見。
短い商店街ながら、この地味な町にあるとは考えられないほど、活気がある。
中には、新鮮な魚介類などが食べられる食堂もある。
こんな食堂があることを知っていれば、わざわざスーパーなんて寄らなかったのに。
さらに集落を散策し、大きな敷地に4つの神社があるという場所もまいって、町をあとにした。
それから5分ほど進んだころ、雨がぱらついてきた。
ちょうど、山道にさしかかったところである。
昔ならば、そのまま迷わず進んでいただろう。
しかし、この先雨宿りする場所がないだろうとの予測と、少し戻った程度の時間はすぐ取り戻せるとの判断のもと、引き返して大きな屋根のある廃レストランで雨宿り。
雨は30分ほど、勢いよく降り続いた。
雨がやみ再出発すると案の定、屋根のある建造物がまったく見あたらない。
こういう冷静な判断ができるようになったのは、ひとえに経験といったところか。
雨が降ったので、気温は下がった。
が、異常なまでの蒸し暑さにおそわれる。
アスファルトから湯気が雲のようにたつ光景は、ある意味幻想的ではある。
太陽は出ていないのに、汗が止まらない。
スチームサウナ、そのものである。
そんな状況のまま、難所「七子峠」へとさしかかる。
ひたすら上り坂が続いて、きつい。
昔自転車で上ったとき、途中で心が折れて、路肩で野宿をしたことを思い出す。
ようやく上りきると、山の間から海が・・・見えるはずなのに。
くもっていて、まったく見えない。
苦労してきて、ごほうびがないというのも空しい。
峠の先は、急に栄えた町が続く。
坂はそこから、下り坂。
しかしなだらかすぎて、蹴らないと進めない。
しんどい思いをした後なのに、下り坂の快適感を味わえないのは、何とも空しい。
予約していた民宿には、午後5時半に到着。
こぢんまりとした一軒家で、おばあちゃんがひとりでやりくりしているようだ。
部屋に案内されるや、ポットに冷たい麦茶を入れて出してくれる。
また、着ていたものを洗濯してくれたり、夕食の買い出しの間にお布団をしいてくれたりと、意外にサービスがとてもよい。
ちなみに買い出し中は、ついでにご近所をぷらぷらと散歩した。
時おり古いレンガ造りの家があったり、昭和風の派手なネオンのパブがあったり、なかなか見ていて飽きない。
が、雨が降りそうだったので、あまり長くは散策できなかった。
明日は、夕方に雨が降るそうだ。
そして、明日は今回の旅でいちばん距離がある。
朝早く起きて、とにかく距離をかせがなくては。
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