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日中太陽の当たらない高架下は、最高の避暑地。
人目を気にせず寝転べるというのも、いい。
本州と九州を結ぶ「関門トンネル」。絶えず
往来するランナーに、観光地の雰囲気が薄い。
スーパーで買った、天然ふくたたき。
この量とクオリティで、この値段は安すぎる。
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昨日とは違って、ホテルの朝食サービスを利用したのは、朝食のクオリティが高いという前評判をネットで見ていたからだ。
案の定、期待どおりに種類が多く、おいしい。
バイキングだったため、これでもかというほどたくさん食べた。
朝食時に水分をたっぷりとったはずだが、出発後すぐ、やたらとノドがかわく。
ちょっとムダに、塩分をとりすぎたのかも知れない。
道は、相変わらずバイパス道が続く。
ルートとしては海沿いなのに、海が見えないのが悲しい。
それよりも、午前中だけでタイヤが2つも壊れた。
そのうち1つは、交換して1時間しか持たず。
昨日もおとといもタイヤ交換をしているため、持参したタイヤの数が心配になる。
昼食は、スーパーが見当たらず、コンビニで済ます。
クーラーなしの環境で昼食をとるのは、この旅はじめてである。
昼過ぎも、ひたすらバイパスを走る。
こまめに日陰で休憩をするが、日陰であっても地面が熱でぬくもっており、クールダウンができない。
と、国道の高架下が「通行禁止」となった空き地を見つける。
日中太陽が当たらないうえ、風が吹き抜けてくれるため、非常に涼しい。
人の目を気にせず、横になれるのもうれしい。
毎日、こういった休憩場所があればいいのだが、なかなかうまくはいかない。
夕方、あと1時間で宿だというところで、異様にバテる。
こまめに、塩をなめながら水を飲んでいるのに、やたらとノドがかわく。
今回の旅では、この時間帯にいつもこの現象が起こってしまう。
もしかして、糖分が足りていないのか?
というのも、やたら甘いジュースが飲みたくなるためである。
案の定、ジュースを飲み干すと、疲れもノドのかわきもおさまった。
夕方は缶ジュースを飲む、ということも、夏旅の日課として組み込んでおかないといけないようだ。
で、足を止めて缶ジュースを飲んだのは、本州と九州を陸路で結ぶ、「関門トンネル」の入り口前。
ひと休憩を入れてからは、いざ関門トンネルへ。
トンネルへは、エレベータで地下へ下るのだが、高層ビルを下っているかのように、かなりの距離がある。
地下へ到着するや、やたらとジョギングをしている人を見かける。
ただの観光スポットなのではなく、現地民にとっては生活の一部なのだな、と感じる。
宿へ着いたのは、午後6時半。
ほどよい時間ではあるが、1日を通して、たいした観光もせず走りに専念しすぎたことは、反省である。
それはそれとして、下関である。
街はけっこう栄えており、久しぶりに外食でもして、活力をつけてやろう!
と思い宿のまわりを歩いたが、結局いつもどおりスーパーへ足を運んでいた。
せめてものぜいたく、として買った「ふぐたたき」は、1人で食べるにはもったいない量あり、何よりうまい!
こういう「安いぜいたく」ができるから、旅の食事はついついスーパーに頼ってしまうのである。
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