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自然と一体化しつつある歩道。日本各地を
走っているがこういう道はけっこう多い。
味のあり過ぎる店舗イラスト。店の内容が
ひと目でわかり、意外にクオリティ高い。
暑さでバテならがも休憩なしに歩く「中尊寺」参道。
ここが有名な場所だと知ったのは訪問した後のこと。
きれいに整備された中尊寺の本堂。参道は汗ダクに
なるほどの坂道なのに次々と参拝客が訪れる。
わざわざ遠回りになるのに寄った「卯の花清水」。
枯渇しているが、再び湧くことがあるのだろうか。
芝生が敷き詰められた広い敷地に、唯一残っている
「便所遺構」。形状も何だかシュールだ。
東北の郷土料理「はっと汁」をいただきながら、
アットホームなお店で楽しいひとときを過ごす。
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出発後に見上げると、今にも降り出しそうなくもり空。
気温は低めだが、空気が蒸していて走ると暑い。
それでも昨日と同様、ハイペースで2時間半ぶっ通して進む。
神社があったので休憩がてら寄り、本殿の影で腰を下ろすと、すぐ右手にカブトムシのメスがいる。
少しして、近くにある幼稚園から園児が団体でやってきて、どうやらカブトムシ探しをしているようだ。
「ここおるよ〜」と声をかけると、園児が猛ダッシュでわらわらと集まってくる。
そのさまがかわいくてたまらない。
それからは特に寄り道もせず、イオンで昼食。
狭いフードコートで昼食をとり、1時間半ほど休憩をする。
昼からは、湿度がものすごい。
毛布をかけられているような感覚で、とにかく暑い!
暑さから逃げるように向かったのは「中尊寺」。
境内が広く大きなお寺である。
お堂までは長い上り坂が続き、体力的にキツい。
引き返すことを考えるほどの長さであるが、時間はたっぷり余っているので、何とかがんばって上り続ける。
足元は舗装されておらず、途中で古いお堂がいくつかあり、情緒がある。
本堂に着いたころには、すっかりバテバテ。
参拝する前に、たっぷり休憩をとる。
息が整ったところで、本堂の中へ。
中ではお坊さんが読経しており、正座してしばらく聞かせていただく。
痛い!
脚にダメージが残っていて、正座がなかなかキツい。
しかしせっかくの機会なので、ガマンして正座を続ける。
本堂を出てさらに進むと、金色堂がある。
だが入館料がかかるためパス。
他にもいくつか大きなお堂があったが、暑さで心が折れてどこも行かなかった。
中尊寺を後にしてからは、この旅で恒例になっている湧き水探し。
スマホで見つけた「卯の花清水」へ寄るが、残念ながら完全に枯渇していた。
諦めて寄り道スポットを探し、寄ったのが「柳之御所遺跡」。
平安時代末期の遺跡で、多くの出土品があったそう。
今は広大な敷地一面に芝生が生い茂り、わずかに遺構が残るのみ。
特に印象的なのが、マンホールくらいの大きさの石の遺構がいくつか並ぶ光景。
どうやらこれ、「便所遺構」だそうな。
他の遺構が乏しい中、便所だけ残っているというのが面白い。
そこから一気に宿へ行ける距離だが、蒸し暑さがこたえて、もうひと休憩をする。
それでも宿に到着したのが午後4時半で、やはりハイペースである。
ゆっくり休んでから街を徘徊。
駅前なので居酒屋などがあるが、民家も入り混じってちょっと不思議な光景だ。
ひととおり街を巡ってから、雑居ビルの奥にある居酒屋へ。
店内はまさかの裸足で、低めのカウンターに、ザコ座りできるテーブル。
何だろう、田舎に来たようなアットホーム感がある。
メニューはカウンターに貼られており、そう多くはないものの、「はっと汁」はじめ東北の郷土料理が揃う。
料理はいずれも絶品で、値段もリーズナブル。
たまに店員さんが話しかけてくれるし、隣にいた常連さん2人も話しかけてくれる。
話もがっつり来るわけでなく、適度な距離をとってくれるので、とにかく居心地がいい。
やっぱりこういうふれあいが心地いいな。
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