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この先、路肩も歩道もナシ。そこに大型車量がバンバン
走られては、命の危険を感じずにはいられない。
高架下からすぐ、出店も駐車場もないプライベート
ビーチ。こんな場所が近所にあればいいな。
お風呂が共同なタイプのビジネスホテル。ユニットバスが
ニガテなので、個人的にはこのほうが好き。
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起きる時間が、日に日に早くなってきた。
今日は午前5時過ぎには起き、午前6時に出発。
当然ながら、早いほうが涼しくて、走りやすい。
走りやすいため、はじめの15kmを休憩なしで走る。
昼間なら、10kmも走らないうちに、休憩が必要なのに。
早起きすることの大切さを、あらためて感じる。
途中、70歳くらいのおじさんに、歩道で呼び止められる。
怒られるのかな、という雰囲気だったが、ただ僕に興味を持っただけらしくて、ひと安心。
ものすごくフレンドリーに話していただき、とてもうれしい。
ただ、方言が強すぎて、半分くらい聞きとれなかったことが、ちょっと申し訳ない。
お昼ごはんはスーパーで買い、スーパーに常設されているベンチで食べる。
ゆっくり休憩していると、またも70歳くらいだろうか、高齢のタクシー運転手さんが声をかけてくれた。
終始しかめっ面のような表情ながら、とても驚いてくれて、賞賛してくださった。
「親が心配してるから、連絡しなさい」という言葉が、妙に心に響く。
今夜から毎日、母親にメールを打つことにしよう。
清水の街からは、高速道路のように大きなバイパス道へと差しかかる。
歩道が対岸にしかないのだが、対岸へ行く方法がわからない。
無理やり対岸に渡ろうにも、中央分離帯にある大きなフェンスが邪魔をして、それを許してくれない。
仕方なく路肩を走ろうにも、路肩が非常に狭い。
すぐ横には、かなりスピード出した車が、次から次へと走ってくる。
大型トラックも多く、本当にスレスレを通る。
こうなると、命の危険を覚える。
しかしながら、他に道がないのだから、ただ突き進むしかない。
ようやくフェンスの切れ目があったので、車の途切れを待ちながら渡る。
なかなか車が途切れないし、本当に車のスピードが速いので、命がけである。
渡ってすぐ、道路の高架下で休憩。
国道からは隠れていて地味な場所なのに、BBQや釣り人でにぎわうビーチが広がっている。
涼しいし、何より気分的にも疲れたので寝転びたいのだが、テトラポットやコンクリートがどこも汚い。
そこからさらに進もうとするが、やはり国道に歩道がない。
仕方がないので、県道で迂回することに。
坂もすごいが、車があまり通らないのか、ところどころ道が荒れているので、イラッとする。
そういえばそろそろ、富士市。
ということは・・・
いや、見えない。
空がくもっているため、富士山がまったく見えない。
富士市の駅前をやや迷いながら、ビジネスホテルへ到着したのは、午後5時。
まだ日没まで、2時間もある。
無愛想な接客に気をとめず、ひとっ風呂浴びてから、街を徘徊。
駅前だというのに、昨日とはうって変わって、あんまり栄えてない!
お店を探しているうちにダラダラと汗が流れ、せっかくお風呂上がりなのに、何だか気持ちが悪い。
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